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【「リングワンダリング現象」と人生の目的】


《取り返しのつかない時間を無駄にしないために》

自宅玄関の数十センチ手前で男性が凍死されたと言う事件がありました。

それも、、、

運転中にホワイトアウトで
視界が利かず、

自宅からわずか約120メートルの路上で雪山に車が突っ込み、
車を置いて自宅に向かってのことでした。

どうして自宅までの
120メートルが
たどり着けなかったのでしょうか?

リングワンダリング現象が
あったと見られています。

リングワンダリングとは
人が方向感覚を失い
無意識のうちに円を描いて
ぐるぐると同じ地点を
さまよい歩く現象です。

闇夜、また吹雪や草木や霧などで視界が悪い状態だと発生しやすいのだそうです。

何故そのような現象が
起こるのでしょうか?

それは、人はランドマークなど目標物を失うと、

足の利き、
道中で負った障害、
骨格の歪みや
左右の脚の長さの違いなど、

その人が持つ「クセ」
が影響していると言われています。

つまり、

自分では真っ直ぐ歩いているつもりでも、
クセのある方向に曲がって行ってしまうというのです。

この現象のことを、
「狐狸に化かされた」と呼んでいた地域や時代もありました。

これは山歩きなどに限りません。

何か目標を失うことがあったら、
起こりうるのです。

そう、、、

これを人生に置き換えて
みたいと思います。

毎日の繰り返しの
人の一生においても
「人生の目的」が大切です。

ランドマークとしての
「人生の目的」が見えていないと
人はぐるぐると同じ地点を回り
一生を終えるのではないでしょうか?

旅の「目的地」が明確であれば、
目的地にたどり着くための
ランドマークとなる
「目標地点」を頼りに進めます。

丁度そのように、

人生も「人生の目的」が
明確であれば
目的達成のための目標も明確となり、
大切なご自身の一生の
限られた時間を無駄にしないのではないでしょうか?

【編集後書】

ぐるぐる同じ所を回り
抜け出せない。

「流転輪廻」と
仏道では言います。

生きる目的が分からず
同じ苦しみを繰り返す。

この「流転輪廻」から
抜け出す道を教えたのが
仏道です。

仏教を習うと
人生の目的が明確になります。

それを自分軸として
目的達成までの
道程・目標を
パワフルにクリアして行けるのです。

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