スズキ

福祉の人。元リーマン。悩める人。単独登山女子。

スズキ

福祉の人。元リーマン。悩める人。単独登山女子。

最近の記事

3:太陽とバラと緑

3年ぶりの彼と 決して彼氏ではない、それでも付き合いはもう20年になる彼と再会した。大きな木々と美しいバラ、少しずつ差し込んでくる太陽の光に照らされて、ポツポツと話す彼は相変わらずコミュ障でした。 支援するされる関係 20年前は支援するされる関係だった。当時の私はまだ駆け出しの支援者で、とにかく一生懸命、全力疾走。きっと時には本人の気持ちを置き去りにしていたこともあったのではないだろうかと、今思い出すだけで赤面して布団の中に潜り込んでジタバタしたい時代だった。 彼も負

    • 2:「わたし」をかんがえる

      「わたし」を説明するのは骨が折れる わたしは福祉の仕事をしていて、朝から晩までひたすら目の前に来る人の生き様や人生や、社会に対しての不満ややり場のない怒りをただ聞いている。いや、まぁ、ただ聞いているだけでもないけど。8割は聞くようにしている。 話をする人は、今まで心の中に溜めていたことを話すので、思ったことと違う表現をしてしまったり、伝えたいことがなかなか言葉にならなかったりと、まさに四苦八苦の思いで話してくれる。 よく、福祉の現場で「話がコロコロ変わる人」とか「嘘をつ

      • 1:スズキです

        自己紹介 スズキと言います。本名です。スズキという言葉にある「一般名詞」感が昔から気に食わなかったのですが、こういうときには役立ちますね。 スズキと書いたところで、個人情報も特定されない気軽さはこの名字の良いところでしょうか。 性格 両極端な二面性のある人間です。前の投稿でも書きましたが、あ、ていうか、気がついたら丁寧語で書いてますね。まあいいか。前の投稿でも書きましたが、誰の前でも自分の意見ははっきり言うタイプ、良いところはそういう事を言うときに、誰も傷つかないように

        • 0:男もすなる日記といふものを

          女もしてみむとてするなり と書いてあるのは、有名な土佐日記。作者は男だけど、女のふりをして書いたんじゃなかったかな。かな文字で。そんな設定もなにやら面白い。 心の吐き出しノート 友人から教えてもらって、最近よく読んでいるのは泉谷閑示さんという精神科医の本。『「普通がいい」という病』という本が一冊目だったが、心と頭と身体の関係をとても分かりやすく、かつ現代社会への問題提起と合わせて優しい言葉で解説している。 その中で登場するのが「心の吐き出しノート」という存在。私たちの

        3:太陽とバラと緑