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意思決定能力とは?
意思決定能力について考えました。
リーダーの仕事は「決めること」などと言われたり、「社長の仕事は意思決定だ!」と言われます。
また、そもそもリーダーや社長でなくても自分の人生、意思決定の連続です。
ところが人生タイムスリップはできませんから、違う意思決定をしていたらどうだったのか?みたいなことは検証できませんし、
正解がない中でどうやって選んだ道を正解にするのか?が大事だ!なんて言われますが、どう努力しても報われにくい領域もあるわけです。そんな領域に進むことを意思決定したばかりに苦労して、成果出ないなんてこともあるはずで。
「意思決定能力が高い」とはどういうことなのでしょうか?
私が思うに、
意思決定能力=判断基準×情報量×論理力×勇気
の4つで構成されています。
このひとつひとつの要素のトレーニングによって意思決定能力は鍛えられるんじゃないかと考えました。
①判断基準
とにかく売上の最大化!売上拡大こそが正義!という判断基準であれば、どの選択が1番売上を最大化するか?で意思決定がされます。
当然判断基準が1億の会社をつくりたいのか100億の会社をつくりたいのか?で意思決定はブレてきます。
この判断基準が曖昧な場合、状況によって都度判断理由が変わり、一貫性がないと思われ、
「あの人の意思決定は従いたくない」みたいなことが起きます。
また視座の高さは判断基準の話で視座が高いほどドラスティックな意思決定ができるようになります。視座というのはどの領域を見ているか?という話で
仕事においていうなら
自分→周りの人→チーム→部署→事業→会社→業界→国→世界
と視座が上がっていきます。
自分のことしか考えていない人と国のことを考えている人とでは当然判断基準が異なるわけで、意思決定する内容は変わってきます。
そして当然、判断基準が機能していなければ意味がないので
100億企業をつくる!という意図があっても100億企業がどんなものなのか?のイメージがついていない場合はその意思決定は非常に脆くなります。
なので、この判断基準は何を大事に意思決定するのか?という基準が明確かどうか?という話と
明確な場合にその判断基準の臨場感が高いかどうかがポイントになります。
世界平和を目指す!と言っても「世界平和」がどんな状態なのか?の臨場感が高くなければ、自分の行った意思決定が世界平和に近づいているのかどうかがよくわかりません。
判断基準≒理想だとすると理想状態を何分でも語れるくらい明瞭にイメージできていればいるほど意思決定が判断基準に沿った形で行われやすくなります。
僕は「毎月10日くらい海外を旅する人生を送りたい」と大学生の時に思ったのですが、毎月10日海外を旅する人を知りませんでした。
どんな仕事をしているのか?いくらお金を稼いでいるのか?海外ではどんな旅をしているのか?まるでイメージつきませんでした。
そんな状態だと意思決定が目標に近づいているのかどうか分かりませんから、毎月10日好きなことに時間とお金を使っている人を探して、どんな仕事をしているか?どれくらい稼いでいるのか?を調べまくりました。
そうするとだんだんとどういう意思決定をすれば理想状態に近づくのかのイメージが湧いてきました。
②情報量
判断軸が明確だとして情報が不足していると、適切な判断ではなく的外れな判断になります。
この情報量とはシンプルにどれだけ知識があるか?どれだけデータを見ているか?ということです。
知識はAIに聞けばいいとかGoogleで調べればいいと言ったりしますが、周りのすごい人たちの知識量は半端ないです。
膨大な知識を踏まえて新たな疑問を持ったり、斬新なアイデアを思いついたりしています。
結局疑問やアイデアとは知識の積み重ねによって生まれるわけで、知識がなければ浅はかになります。
知識と言っても知識には深さ、広さ、強さがあります。
深さ;とある領域についてどれだけ詳しいか?
広さ;幅広い領域の知識を持っているか?
強さ;知っているに止まらず、身をもって体験した生身の知識であるか?
最近、強さについて考えました。
旅をしているとイスラム教についてどんな宗教か?とかイスラム教徒の戒律は?みたいなことは知識としては知っていましたが、実際にイランなどイスラム圏の国に行ってイスラム教徒の生活を見たり、会話をすると今まで知っていた知識の色が濃くなった感じがするわけです。
「命は大事」こんなことみんな知っていますが、死にかけた経験や大事な人を亡くした人の言う「命は大事」はその言葉の強さが違います。
またこの情報量とは「ひとつの情報からどれだけの情報を推量できるか?」まで含みます。
ここに関してたくさんの成功失敗を経験して、感覚値を養えば養うほどひとつの情報から多くの情報を得られるようになります
また、他社や自分では触れない情報にアクセスする能力も必要です。
独学や社内の情報だけ得ている最大の懸念は偏見が強化されることです
他社の人と会話すること
自分では読まない本読んでみること
普段接することのない人と交流すること
いろんな情報にアクセスしていくと自分の偏見に気づけたりします。
③論理思考
判断軸が明確で、情報が十分あっても
今取り組む優先順位は何か?が計算できないと意思決定の質は下がります
論理思考とはいずれは試行錯誤してたどり着く答えにいかに早く辿り着くか?というスキルですので
論理思考が高いと近道ができます
ここに関しては目標から逆算して、どの部分がボトルネックなのか?を考える力です
比較的この力は高学歴の人はある気がします。
学歴高いと何がいいかというとこの論理力が比較的あることなのかなと
逆に言えば、論理力あっても、判断軸ぶれていたり情報収集下手くそであればまともな意思決定はされない印象です
④勇気
元々は意思決定能力とは判断基準×情報量×論理力としていたのですが
これだけでは不十分だなといろんな人と会話して気づきました。
「決める」ということは同時に「捨てる」ということで、捨てることには失うもの、失う可能性のあるものが含まれるため、そのリスクを取ってでもやるんだ!という覚悟や勇気がないと決められません。
勇気とは?に関しては
自己肯定感なのか自己効力感なのかホルモンバランスなのか何が勇気を生み出すのか?はいろんな要素がありそうですが
とにかくいい意思決定には勇気が要ります。
僕の場合は
判断基準が今曖昧で
判断基準が曖昧がゆえにどんな情報をどう集めるのか?がしっくりきていません。
比較的勇気はある方だと自覚しているので
旅しながらここを確立させたいなと思うところです。
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