言葉ってけっこう頼りないのかもしれない

「ありがとう」だけど、その言葉以上の何か
「ごめんね」だけど、その言葉以上の何か

「優しい」だけど、その言葉におさまらない優しさ

言葉にするならこの言葉、、、だけどこの言葉じゃ頼りなくて足りなくて〜っていう時がとても増えた。
これまでは言葉に気持ちを乗せて届けていたけれど、気持ちや感動が言葉を追い越すという事件が多発している。どんな言葉でも追いつけないほどのスピード感と重量を持っているので、あつかいきれなくて困ってしまう。

だから、どんな言葉より
ぎゅ〜〜〜っとしたいと思う。（コロナだからできないんだけど。それでも）

ある時、自分にとって大切な人が「死にたい」って
自分の気持ちを出してくれた時もいろんな気持ちが言葉を追い越してしまって。
言葉が追いつくのはそれから何週間か経ってからだった。

言葉が追いついてきてくれた時には、もうその言葉が褪せてしまっていることもあって。

もう、頼りないわねぇ、、、。って思うんだけど。

言葉の頼りなさを知って、言葉に頼りきっている自分に気づく。
そして今日も名前のつかない素敵に食らいついていく。