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#28 気分一致効果

感情と気分の違いって?


そもそも、感情と気分ってどう違うの?


って話だけども、これは持続時間の違いなんです。


感情は数秒から数分で終わるもの。


対して、気分は数時間から一日、二日、数日間に渡って持続することも。


鬱病の場合は、この気分の落ち込みというものが少なくとも2週間以上持続していることが診断基準のひとつになります。



私たちが日常生活をしていて、感情(喜怒哀楽など)が湧き上がるには、何かきっかけ・引き金となる出来事があります。


でも気分のアップダウンには、明確なきっかけがない場合もあります。



気分は自律神経や体調などの内的要因、季節の変わり目、環境などの外的要因によっても左右されたりするものなので、「なんとなく」というものなんですよね。



気分があまり良くない時、なにか小さな出来事がきっかけ・引き金となって、感情が爆発することもあるので、気分が優れないなぁというときには、無理は禁物なのです。


気分に引きずられる現象。


気分一致効果という現象があるのですが、これはポジティブな気分の時には楽しかったことや嬉しかったこと、ワクワクした出来事の記憶が思い出されやすく、ネガティブな気分の時には、悲しかったことや憂鬱だった出来事の記憶が思い出されやすいということ。


またポジティブな気分の時には前向きな判断や決断をしやすく、ネガティブな時は後ろ向きな判断や決断をしやすいのです。


つまり、思考や判断というものが、気分に引きずられてしまうということですね。


そう考えてみると、私もあるある。


鬱だった時、見事なまでに次から次へと生まれてくるマイナス発想。


あれが気分一致効果によるものだったのか~!と、今だからわかる。笑


自分からわざわざ沼に入りに行ってたってことね。笑


自分で自分の機嫌を取る♪


簡単なようでいて、実は案外できていないのがこれです。


量子力学的な観点からも、ご機嫌良くいると、ご機嫌素粒子さんが飛び交って、物事がスムーズにいくんだけど、心理学的に見てもやっぱりご機嫌でいることってとても大事。


自分をご機嫌にすることで、気分一致効果により、前向きな判断や前向きな発想ができるようになるからです。


気分良くいる。


自分で自分のご機嫌を取る。


自分を悦ばせる。


できていますか?


「自分が悦ぶことをするといいのね!」と表向きは楽しそうなことをしつつも、「こんなことをしていて本当に良いんだろうか・・・」と心の奥のほうで焦りや罪悪感とか感じてないでしょうか?


頭、心をクリアにして、本当の意味で、自分の気分が良くなることをしてみてくださいね。


おすすめはやっぱり瞑想です♪


自分の感覚に気付きやすくなりますよ♪



*** めぐみ@生き方美人クリエイター ***

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