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PITTI IMMAGINE UOMO 102

こんにちは!
IKIJIプロジェクトの近江です。

今回は、2022年6月14日~17日までイタリア・フィレンツェで開催されたメンズファッションの展示会「Pitti Immagine Uomo 102」へ出展してきましたので、その様子をご紹介します。

ヨーロッパは、6月がベストシーズンですが、フィレンツェは、連日35℃を超える猛暑で、日差しも強く肌が痛いほどでした。
宿泊していた部屋にはもちろんクーラーはなく、扇風機をずっと回していました。(笑)

街中には、コロナ前には沢山いたアジア人観光客はおらず、アメリカ人観光客が多かったのが印象的でした。

メルカートと呼ばれる市場の2階にあるフードコート。観光客でいっぱいでした。


IKIJIのブース

PITTIに出展を始めて7年程経ちますが、今回は2年半ぶりの出展となりました。コロナ前は、1200以上のブランドが出展する世界最大級のメンズファッションの展示会でしたが、今回は600ブランドと半数程度でした。その中でも日本ブランドはわずか12ブランド。以前は70ブランドが出展していたので、約20%にまで激減していました。

会場となるバッソ要塞も以前は、所狭しとブースがありましたが、今回は2/3程度のスペースを使用した縮小開催となりました。
来場者も以前は30,000人ほどいましたが、今回は約16,000人でバイヤーの数も約10,600人と以前の半分、内日本人バイヤーは73人と激減しています。

日本人は、百貨店や大手セレクトショップのバイヤーを数名見かける程度でしたので、いかに日本からのバイヤーが少ないかが分かりますね。

展示会自体もコロナ前の水準に戻るには時間がかかりそうですが、私が想定していたよりも入場者が多い印象を受けましたので、少しずつ回復していると感じました。

PITTI会場内の様子
PITTIに向かうイタリア人達

私の友人達のブランドも今回出展が多く、彼らと元気に再会できたことは、嬉しかったです。
彼らから聞くEUファッション市場の現状などの情報は、私たちにとってとても貴重なため、出展する意味があったことの1つです。
彼らは日本市場について知りたいので、情報交換を直接することは、メールやオンラインでは得られない情報もあるので大切です。

友人のTimothee Parisのメンバー。IKIJIを着てもらいました。

今回は、出展ブランドが少なく、コンパクトにまとまっていて、バイヤーも商品を見やすかったのではないかなと感じました。そのため、1つ1つの商品を熱心に見てくれるバイヤーが多かったです。

こちらはイタリアのショップのバイヤー。ジャケットを気に入り試着。

バイヤーからの商品に対する評価は高く、現地で出展しないと商品に関する意見が聞けないため、出展してよかったです。

現地の声を製品に反映してより良い製品を皆さんにお届けできるように今後も頑張ろうと決意を新たにしたPITTI出展となりました。

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