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納車を待っている(修了生からの近況報告)

■豊齢学園では希望される修了(卒業)生のみなさんに、イベント案内やインターネットの更新等のメール配信を行っていますが、時々、近況の報告や簡単なアンケートの送付もお願いしています。今回はそのひとつをご紹介します■

今から30年前、いや20年前に75歳の方を見た時にア~おじいさんだなぁと思った次第である。

今、自分がそうなった時に「いやいやナント若いではないか」、あの時に感じたおじいさんではない。
自分は若く年が取れた。まだまだ70代も残り5年あるではないか、70代の後半もこの勢いで過ごして行こうと思ったものである。世の同輩男性諸君も皆同じ思いであろうと思う。

ところが最近人生で最後の新車を買うことになった時のことである。
ディーラーの長年お世話になっている担当者が本社の上司へ報告した時のこと「家族の方に了解は得ているかの確認をしてください」と言われたとのことである。

車を売りたいお店でこのように家族、特に長男さんの了解を得ておいて
ほしいとの言葉があった。

近年老人のブレーキ、アクセル踏み間違いで事故を起こした事件が頻発したこともあってこのように後期高齢者への販売には気を付けているようである。

この話を仲間に話した際に「そうよ犬・猫を飼おうとしてもこの年になったらもう今では売ってくれないことがある」とのことである。愛護センターへ届けられる犬・猫も老齢者が飼えなくなった事例が多いとのことでペット販売店でもそのように決めているようである。

そうかまだ若いと思っていた自分たちも世間ではそのように見ているんだ。
ということがここへ来て実感として感ぜられた。いつまでも若いと思っていたが世間ではナントそう見てなかったんだ!
若いと思う気持ちは持ちつつも世間で見る実年齢も意識して行動して行かねばならないと思った。

車を買うにあたって決めたことがある。まず遠出はしない、夜の運転はしない、雪・雨・風の日には出ない、そして外の駐車場に停める時なるべく離れた所へ停める等に気を付けることにした。
勿論スピードは自然に出せなくなってきているのは自覚している。先ずはこれらを自覚して安全運転することを心して新車が納車される9月を待っているところである。

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