甲子園と学園歌

今年、母校が甲子園に初出場、素晴らしい試合で勝利を飾りました。
試合終了後、懐かしい校歌を聞かせてくれた選手たちには感謝の気持ちしかありません。

先日、せんだい豊齢学園の学園歌（夏の章／2番）をYoutubeにアップしたところ、修了生の方がその動画に乗せた歌声をパソコンで送ってくれました。
合唱をされていたのか、とてもきれいな歌声で、作成した職員も感動しました。
次は秋の章を予定しているので、その方の歌声を入れて作成できればいいなあ、と考えています。
　　　　　　　　　　　　　　

ところでみなさんは学生時代、クラス対抗の合唱コンクールってありましたか？
私の学校ではクラス内での投票で指揮者を決めていたのですが、指揮ができるかどうかよりもみんなを引っ張れる人がいいということで、野球部のスター選手だったA君が選ばれました。

ところが野球と指揮ではやはり勝手が違います。
先生から「三角形を書くように手を動かせばいいんだよ」と丁寧にアドバイスされていましたが、だんだん三角形が斜めになったり、四角形、五角形になったりしてしまいます。

A君は指揮中、いつも笑いが止まらなくなり、私たちも大晦日に放送される「笑ってはいけない……」みたいな状況で、笑いを我慢しながらの練習となりました。

本番でも途中から笑い始めてしまった指揮者A君。客席から指揮者の表情は見えないので、なぜ私たちが笑ったり目を逸らしたりしているのかは分かりません。賞には入りませんでしたが、どこかを褒めなくてはいけないのか、審査員の先生からは「〇組はみんな楽しそうに歌っていた」という講評をいただいてしまいました。

豊齢学園では入学式や修了式だけでなく、新入生歓迎会等のイベントでみんなで歌う機会がありました。
早くコロナが収束して、学園歌や好きな歌を笑顔で合唱できる日が来ることを願っています。

追伸
ちなみにA君は高校3年の時にレギュラーとして甲子園に出場しました。
今は市内で人気のパン屋さんを経営し、毎日真面目に真剣に美味しいパンを作っています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　終わり

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豊齢学園歌（夏の章／2番）【せんだい豊齢学園チャンネル】