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まっすぐに見るココロの筋トレ「数える呼吸」

「まっすぐに見る」ことが難しいと感じる野地です。

日々の沢山の情報に翻弄されて、
とかく「いい・悪い」で判断することが
多くなっている気がします。

かつては「子どもはうつぶせ寝が良い」
と言われていることがありました。
今はそれがいけないことになっています。

その昔は地球が平らだと思われている時期がありました。
地球は丸いといった者たちは
超変人扱いされました。


一休さんの頓智話に
「松の話」があります。
曲がって生えている松をまっすぐに観たものには
褒美をとらせる、というものです。

村人は褒美が欲しいので様々な見方をします。
木に登ってみたり、
近づいてみたり離れてみたり、
股の間から覗いてみたり・・・

そこに通りがかった幼い子供が
「この松曲がっているな~」と言ったそうです。

「見事じゃ。これがまっすぐに見るということじゃ」
と一休さんは褒めたたえたそうです。

考えるということはとても大切なことです。

でも考える事だけに固執していると
思考が凝り固まってしまうことがあります。
今どきの世の中のように、
たくさんの情報が錯綜していると、
その情報に大きな影響を受けてしまいます。

じゃ、どうすりゃいいの?っていう話ですが、
「感じる事」を少し意識してみる事。

鳥が鳴いているな~
風が心地いいな~
雨の匂いがするな~
山の色が変わってきたな~
など、五感を使って感じてみると
そこには余計な考えが入っていないことに気づきます。

雨が降っている ⇒ 濡れるな ⇒ イヤだな ⇒・・・
など、思考がくっついてくると
自分フィルターがかかってきます。

フィルターを取り去って
クリアに物事をみてみたいものです。

凝り固まった思考や
雑念を受け流すココロの筋トレ
「数える呼吸」(数息観がベース)
ココロの安定を保つのにお役にたちます😃


今日は木曜日。木々の緑のようにみずみずしくイキイキと過ごせる一日でありますように💖

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