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時は敵?味方?

❝「淡々」なだけ❞


お世話になった人に数年ぶりに会いました。
仲間との食事を楽しみました。

かつては悩みを聞いてくれたり
背中を押してくれたり、
その方の生き方を近くで見せていただくことで
いろんなことを教えられました。

決して弱音を吐くことなく、
大きな仕事にもエネルギーを注ぎ、
いつ見ても穏やかな感情で微笑んで、
たくさんの人を支えてこられた人です。

幼いころは貧乏で
苦労したとおっしゃっていました。

その方が「もう90ですきね(ですからね)」(土佐弁)
と言葉を吐いていました。

気力はあってもカラダのあちこちに不調が出ているそうです。
通院と入退院が最近の仕事、
とおっしゃっていました。

座椅子に座っての食事会でしたが、
お開きになって立ち上がろうとすると、
その方は自力では立ち上がれませんでした。

その方の立ち上がりを支えながら
かつてはたくさんの人を支えていた人が
今度はたくさんの人に支えられている姿を
目の当たりにして
「時は残酷だな」と感じたのです。

それと同時に
「支えた分だけ支えられる」んだな、とも。

かつて日本に高齢者の施設などがなかった頃
家庭や地域で支え合えていた時代もありました。

それはそれで大変だったのですが、
今はそれを経済が受け持ってくれています。

時の流れは人にとってある意味「敵」かもしれないです。
でも別の視点から見ると学びであり、
ただ単に流れであるだけかもしれないですね。

たかが100年足らずの時を地球で過ごす奴が
何を言っとるんじゃ!と
宇宙に言われそうですが、
なんだか言いたくなったまでの事でした。


❝「淡々」なだけ❞


今日は水曜日。淡々を味わう一日でありますように💖








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