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チョコレートリリー寮の少年たち

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自己満足で書いているお話です。チョコレートリリー寮に住んでいる少年たちの、とうといまいにち。 ご飯を美味しそうにたべます。 (少年たちがいちゃいちゃします、要注意)
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2024年1月の記事一覧

ギフト(番外編)

ギフト(番外編)

薬草学の講義中、誰よりも早く小テストを終え、みんなと行きたい場所がある、と、手紙を書いて後ろの席で爆睡しているリヒトに回した。みんなと是非、再び出かけたかった場所への招待状だ。
「リヒト、おきて、後でみんなにチョコチップクッキーをあげるから、どうか僕の用事に付き合ってくれないか」
イシュ先生に叱られはしないだろうかと思いつつ、彼の覚醒を促した。
「……ねちゃってた。だってすごく難しいんだもん」

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雪合戦!【チョコレートリリー寮の少年たち】

雪合戦!【チョコレートリリー寮の少年たち】

とある日の放課後、最悪で、でもとてもたのしいことがあった。でもこれは僕の鍵付き日記帳にかきとめたものなので、あまり面白くないかもしれない。初めに謝っておくね、ごめんなさい。
エーリク・ミルヒシュトラーセ

元旦の喧噪もすっかりおさまり、僕らはいつもの日常を取り戻しつつある。しかし、ちらちらと降ってきた雪がいっそう降り積もり、やがて猛吹雪に変わった。寒さに弱い僕はますます憂鬱な気持ちになってきた。ス

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ॱ॰*❅HAPPY NEW YEAR❅*॰ॱ①【チョコレートリリー寮の少年たち】改稿

ॱ॰*❅HAPPY NEW YEAR❅*॰ॱ①【チョコレートリリー寮の少年たち】改稿

「……わあ、それにしてもすごい雪。まっしろで、きみの髪みたいだ」
「リュリュ、きみもやわくやさしくふりつもる雪の精霊のようですよ……」
さわさわとささやく声がきこえてきて、僕は緩やかに覚醒した。
「ん……ロロ、リュリュ、おはよう」
「あっ、エーリクが、起きましたよ」
「おはよう、エーリク」
「……眠い」
二度寝を決め込もうと毛布にくるまる。するとふたりが僕のベッドに乗ってきた。背中を、ぺたぺたと小

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ॱ॰*❅HAPPY NEW YEAR❅*॰ॱ②【チョコレートリリー寮の少年たち】改稿

ॱ॰*❅HAPPY NEW YEAR❅*॰ॱ②【チョコレートリリー寮の少年たち】改稿

「あんこ玉屋さんがあるな。その隣はチュロスの屋台だそうだ」
「わあ、うれしいな、ぜひ立ち寄りましょう」
「じゃあここにも印をつけて……」
「プレッツェル屋さんはありますか」
僕が問うと、驚きの声がそこかしこから上がる。
「どうした、エーリク。やけにたくさん食べたい物があるんだな、珍しい。めでたい」
「だって、元旦ですから」
「理由になってないぞ」
「……実は、先日の身体測定で三キロ体重が落ちてしま

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