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赤ワインのお話 テンプラニーリョ(Verum Tempranillo)

こんにちは、スタッフの松本です。

この度、IKEYAのワインリストに新しいワインが加わりました。
今回は、赤ワイン品種の「テンプラニーリョ」とIKEYAで取り扱っているワイン「Verum Tempranillo」をご紹介いたします。

原産地

原産地はスペイン、リオハ地方といわれています。その歴史は古く、古代ローマ時代にはすでにテンプラニーリョが存在していたのではないかと推測されます。
品種名の由来はスペイン語で「早熟」を意味する「テンプラーノ」からきており、他のブドウ品種より早く成熟します。

生産地

テンプラニーリョはほとんどがスペインで栽培されていますが、そのなかでも主な産地は、リオハやリベラ・デル・ドゥエロです。リオハは、1991年にスペイン初の特選原産地呼称「D.O.Ca」を獲得したスペインを代表するワイン産地。また、リベラ・デル・ドゥエロも国際的に高い評価を受けるワイン産地です。
スペイン以外ではポルトガルなどでも栽培されています。

La Mancha / Verum Tempranillo (ラ マンチャ / ヴェルム テンプラニーリョ)

*テンプラニーリョ100%

産地:スペイン、ラ・マンチャ地方、トメジョッソ
土壌:石灰岩
熟成:フランス産オーク樽で18ヶ月熟成

ラ・マンチャ地方、トメジョッソは、スペイン内陸部に位置するカスティーヤ高原の南部にあたります。日照時間が長く、雨がほとんど降らないことから果肉がしっかりとし、十分に熟したぶどうが栽培できます。ワインの色合いは、黒に近い紫でしっかりとしたボディが期待できます。

香りは、カシスやブラックベリーなどの豊かな果実味に加えて、フランス産オーク樽での18ヶ月熟成によるヴァニラやトーストも感じられます。

力強くもありながら石灰岩土壌によるエレガントさも持ち合わせた1本です。

スタッフ松本のひとくちメモ

アルコール度数14.5%と高めなヴェルム。十分なアルコール感とブラックベリーなどの果実香が感じられました。また、熟成によるトーストの香りも取れた気がします。複雑さはありながら重すぎず、タンニンも控えめだったので想像よりも飲みやすかったです。
最近、少しずつフルーツやトーストなどの香りが分かるようになってきました。はじめはどのワインも同じような香りにしか感じなかった私にとっては大きな進歩です。味も以前よりも抵抗がなくなってきたように思います。分かることが増えれば勉強するのも楽しくなりますね!

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