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ワインの香りを表現するフルーツを食べてみた

こんにちは、スタッフの松本です。

ワインの香りは柑橘系からトロピカルフルーツ、ナッツ類まで多くの果実に例えられますよね。馴染みがあって味や香りがイメージしやすいものとそうでないものがあると思います。そこで、手に入りやすいフルーツを実際に食べてみよう!ということで、リンゴ、ブラックチェリー、スグリを買ってきました。

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まずは、リンゴから

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リンゴは身近なフルーツですね。甘みのなかにほどよい酸味があってスッキリとした味わいです。香りも甘酸っぱく、白ワイン全般に使われる表現なのがよく分かります。熟成度の高い白ワインにはリンゴ蜜、より爽やかな印象のワインなら青リンゴなど、リンゴだけでいくつか表現があるので覚えておきたいですね。

つづいてはブラックチェリー

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こちらも馴染みのあるフルーツだと思います。ほのかな酸味とフルーティな甘みを感じます。普通のチェリーは明るい色調のピノ・ノワールなどに用いられる表現ですが、ブラックチェリーは成熟したブドウから造られるテンプラニーリョやシラーなどを表現するのにぴったりです。

最後は、スグリ!

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私は初めて見ました。スグリにもいくつか種類があるようで、こちらは「フサスグリ」というようです。とても小さな実が房状になっています。見た目はかわいらしいですね。食べてみると…「渋い!酸っぱい!」甘みはほとんどなく、渋みと酸味が非常に強いです。漢字では「酸塊」と書くそうで、こう名付けたくなるのも分かります。実の透き通るような赤に合わせて、色調の明るいピノ・ノワールに用いられる表現です。

実際にフルーツの香りを感じたり、味わったりしてみると、ワインを表現する言葉のイメージが頭の中でよりはっきりしてきた気がします。特に酸味のあるフルーツは、白ワインを表すのによく合っていると感じました。フルーツを食べながらワインを飲んで、本当にその香りがするのか検証してみるのもおもしろいですね。トロピカルフルーツを感じるようなワインは、貴腐ワインが多いですが、あまり飲んだ経験がないのでこれからそういったワインも飲んでみたいです。


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