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デザイン業務の大半をFigmaで完結させたらQOW爆上げしたという話

本noteはM&Aクラウドアドベントカレンダー2021の6日目の記事です。

こんにちは。M&Aクラウドただ一人のインハウスデザイナー、池田です。
最近のマイブームはサウナと絶望ライン工YouTube見ながら赤ワイン飲んでのんびりすることです。

実は僕は正社員としてJoinする以前にフリーランスのweb/UIデザイナーとしてM&Aクラウドに関わっていたのですが、今年5月に正社員として迎え入れていただき、現在に至ります。

12/3の記事を読んだのですが、エンジニアの離職率が0%だということに驚きを隠せません。デザイナー採用頑張ってほしい。マジで。

僕がJoinする以前、M&Aクラウド社ではデザインツールはほぼAdobe CCを使用しており、僕も業務委託時は引き継がれたマスターファイルなどがAdobe XDで作成されていたため、そのデータを流用して作業することが多く、しばらくAdobe XDを使用していました。

しかし、入社後はすぐにfigmaを導入し、ほぼすべてのデザイン業務をfigmaでおこなうことにしました。

その結果、QOW(Quality Of Work)が爆上がりしました。

具体的にQOWが爆上がりしたポイントを紹介します。


メンバーとのコラボレート

開発メンバーが実装を行う際、多くのプロジェクトではデザインを起点にして動くことが多いのではないかと思います。
デザインを確認するというフェーズにおいて、デザイナー及びPdMとのシームレスなコミュニケーションがM&Aクラウドでは大きな課題になっていました。

1. デザイン確認およびレビュー

Adobe XDもブラウザ上でアートボードごとにプレビューを行う機能がありますし、Zeplinなどのプロトタイピングツールと同期すれば一覧でデザインを確認し、コメントを残すことができますが、figmaならツールを横断せずにすべてがfigma内で完結します。

かつ、俯瞰的に全体を見ながらデザイン確認することができるようになりました。

社内の全員がソフトウェアをダウンロードせずともweb上でデザイン確認することができるのも大きいですね。

2. 同期編集

figmaであればテキストの追加やタイプミス、軽微なズレなどがあれば、デザイナー以外の編集権限あるメンバーが直接修正できるので、コミュニケーション負荷がだいぶ軽くなりました。


ファイルの共有・管理

僕はファイル管理が非常に苦手です。
自分が作ったファイルをどこに格納したかわからなくなったり、共通のDriveにアップロードを忘れることもしばしばあります。

1. アセット共有

今までアイコンや挿入画像など、一つ一つをエクスポートしてDriveなどに保管し、必要に応じてDLして使用するなどをする必要がありました。
figmaであれば、デザイナー以外のメンバーがデザインから直接画像やアイコンをエクスポートすることができるので、都度デザイナーがエクスポートして共有、管理する必要がなくなりました

2. ファイル管理

マーケティングに使用するバナーや、その他の部署が使用したいクリエイティブなどをどのように管理すればいいか(部署別、拡張子別、用途別)悩んでいましたが、figmaですべてのデザインを管理する場合、拡張子別に管理するという選択肢は除外されます。

弊社の場合は、部署別にfileを作成→用途別にpageを追加してデザインを管理しています。


普及のために最低限やること

上記からわかるように、figmaはデザイナーだけが使用するものではありません。
実際にデザイン作業をするのはデザイナーですが、軽微な編集や修正などをデザイナー以外のメンバーに自主的におこなってもらうことで、デザイナーのQOWは格段に上がります。

そのために最低限やるべきことがあります。

■ figmaの使用方法まとめたドキュメントを作りましょう。

なんだかんだ当たり前のムーブですが、デザイナーが他のメンバーにやって欲しいこと、使って欲しい機能などをまとめて共有するくらいはやりましょう。


ここはダメだと思うところ

Figmaはブラウザ上で動くツールなので、ネットがある環境下でしか使用することができません。
なのである意味で使用できる場所が限定されます。


おまけ: ひさびさにインハウスデザイナーとしてものづくりして良かったこと

良かったと思う点はいくつかあるのですが、一番はwebやUI以外のデザインに関わる機会がめちゃくちゃ増えたことです。
資料用の表紙や挿入画像、ブランディングにまつわる制作物全般など、こんなことまで?という依頼が来たりするので、あまり退屈しません。

M&Aクラウドではデザイナーを積極的に募集しています。
ぼっちはもう飽きたのでどなたか、まずはお話だけでもいかがでしょう。

M&Aクラウドは全ポジション積極的に採用を行なっています。


次回のアドベントカレンダーは三浦さんです。


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