介護はある日突然に＠手続き奔走編⑤〜実家捜索〜

義母の認知症での保護入院をきっかけに、実家掃除&介護手続きに追われる日々を綴っています。

前回のお話はこちらから

もしかして？いや…まさか！

成年後見センターにアポを入れるのと同時に

・義母の通帳は再発行できない事
・後見人をたてる方向で動く事

それを連絡する為に、鹿児島の義弟に連絡をとり続けるけど、電話に出ない&LINEも既読にならない。

全然連絡がとれないので、
何かあったのかな…？
ちょっと心配になる。

義父は携帯持ってないし
私達に連絡とれないのかな？

不安が不安を呼んで
まさか？もしや？
え〜！？な事が起こってる？？？
最悪な事が頭によぎる。

ちょうど夫と熊本まで
出掛ける用事があったので
足を伸ばして鹿児島に帰って
様子を見に行こう！という事になった。

熊本での用事を終えて
鹿児島に着いたのは夕方。
駅からバスに乗って実家へと向かう
電気がついてたら誰かいるって事だよね？

でも万が一の時は、
警察に電話？消防署？
ドキドキしながら、実家のある
曲がり角をまがる…

車が置いてある！
義弟がいるのか？

ドキドキしながら
玄関をあけると
ゴミだらけの廊下で
何かを探してる義弟がいた

「兄ちゃん？何しにきたんじゃ？」

元気じゃん！生きてるじゃん！

義父も元気だった。

はぁ〜…元気でよかったけど
電話には出てくれぇぇぇ〜！！！！！

＊

2人の様子を見にきた事
義母の通帳の事を伝えたら

「なんで銀行に認知症って言ったんじゃ〜！」

って逆ギレされた。
元々はあなたが書類出さなかったからでしょうが…💢
とムカムカもしたけど

せっかく鹿児島まできたので
これからの申請に必要な書類関係を
探して帰りたい。

年金番号わからない
健康保険番号・介護保険番号わからない
生命保険に入ってるのかもわからない

ないないづくしで
シブがき隊のあの歌を
歌いたいくらい、な〜んも知らない。
役所に問い合わせするにも
そのベースがなんにもない。

なにか手がかりを見つけて帰りたい！

義弟のご機嫌を損ねると、家に入るのを拒否されるので、

後見人をたてるしか道はない

という事を伝えて
明日また来るから、書類を探させて欲しいとお願いする。
家に入られるのが嫌なら
家のあの辺りにある
引き出しを玄関に置いといてくれる？
庭に出して探すから。

そうお願いして
急遽予約したホテルへ帰った。

実家捜索

「お母さん達に何かあったら、ここら辺を探すんだよ〜」

今はゴミだらけの実家でも
義母が元気な頃に言ってた場所にはまだ必要書類が残っているだろう！と思い、義弟に探しておいてね！と
お願いしておいた。

協力して貰えなかったら
強制捜査並みに、家に踏み込まなきゃダメかもね！と夫と話しながらホテルから実家へ向かうと

義弟も年末調整の控除証明書を探していたらしく、そのついでに紙類が入っている引き出しを用意しておいてくれた。

引き出しを庭に持ち出して、私は書類をひとつひとつ見て、夫は溜まっているゴミをまとめていく。

写真、義母宛の手紙、DM…
たくさんある書類の中から
・年金手帳
・年金証書
・メインバンク以外の銀行からのお知らせ
・介護保険証
・生命保険会社からのお知らせ

をなんとか探し出せた。

義父には掛け捨てのを生命保険をかけてると聞いたことはあったけど、自分自身に保険をかけてるか？を聞いた事がなかったので、もし義母名義の保険があったら、入院保険が適応されるかを問い合わせてみたい！

年金手帳も見つかって嬉しい〜！！！

通帳とキャッシュカードはみつからなかったけど、キャッシング用のカードを見つけてしまった…

むかーし、義母の通帳をチラッと見た時に「カードローン」という印字があったので、キャッシングしてるのかな…？と思ってたけど、
本当にカードを持ってるなんて😱

キャッシングの明細や督促状は見つからなかったので、借りてるのか？返せてるのか？は通帳を見てみないとわからない。

まぁ、それはこれから調べていけばわかるでしょう。

後見人の申請には探し出した書類が必要となるから、と書類一式を私達が預かる事を義弟にOKを貰って福岡へ帰った。

そして、アポを入れた成年後見センターへと行く日を迎えたのでした。