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介護はある日突然に@手続き奔走編②~地域包括センターへ伺うの巻~

義母の認知症での保護入院をきっかけに、介護手続きに追われる日々を綴っています。

実家掃除編はこちら

手続き奔走編①はこちら

病院からの電話

2023年10月
義母が入院している病院から

「入院費が滞納されてます・・・」

と病院から電話がかかってきた。

病院からの請求書は実家(鹿児島)に送付されていて、
義弟が支払いに行ってくれていた・・・
はずなのに、3ヶ月も滞納!?
何度電話をかけても弟と連絡が取れないので、夫に電話をかけたという。

私たちも義弟と連絡をとっていたけど
電話に出ず、LINEも既読にならないので
すぐに滞納分を振り込んだ。

義母の事は義弟が自分でやる、
というので
任せっきりにしていたけど、
お金が払えない・困ってると
私達に助けを求められないくらい
切羽詰まってたのかな・・?

現状を把握する為に鹿児島へ帰り、
地域包括センターの方や
病院の方に会う段取りをつけた。

地域包括センターへ


夫と一緒に鹿児島へ帰り、
朝イチで義弟から聞いていた事務所へ伺い、病院へ入院する経緯を聞かせてもらった。

義母が徘徊で警察に何度かお世話になり
介護サービスの導入を勧められ
尋ねたのが実家近所の事務所だ。

そこには、事務所の方と他の地域包括センターの方が座っていた。
話を聞くと、義弟が尋ねた事務所は
介護認定が『要支援』の方用の事務所だった。義父母は介護認定を受けていなかったので、まずは介護認定を受けるところからスタート。

義父母とも要介護に認定され、義弟が尋ねた事務所ではサービスを受けることができない為、要介護の方を対象とした事務所と連絡をとりあい、義母をどうしたら良いか?を考えて下さり病院へ保護入院すると言う流れになったらしい。

たくさんの方が力を貸してくださってたのか・・・。
知らなさすぎて恥ずかしかったけど
ありがとうございます〜(涙)
ありがとうございます〜(涙)
感謝しかなかった。

病院で義母と面会

地域包括センターの後、病院へ伺い社会福祉士の方と話をする。
その席には、午前中伺った事務所で会った地域包括センターの方も同席してくれていた。
私達が知らない所での情報連携・・ほんとにありがたい。

まず、滞納していたことを謝罪して、今後は夫が支払いをするので、請求書は福岡の自宅へ郵送するようにお願いをし、今まで鹿児島の実家へ送っていた請求書と領収書の再発行をお願いした。

現在、急性期病棟に入院している義母は、翌月には一般病棟に移る予定だと言われた。
でも、そこもいつまでいられるかわからないので、介護施設への入所も考えていきましょうとも言われる。

同席してくれていた地域包括センターの方が働いているところは、特別養護老人ホームと病院が併設されてるので、義母にも、そしてまだ介護サービスを受けていない義父にも利用しやすいだろう、とお勧めされた。

その手続きには、

ゲンドガクニンテイシンセイをした方が・・
セタイブンリした方がいいかもしれません・・
と言われ、利用料金体系の資料なども渡されたけど

医療と介護制度の違い
料金体系の違い
各種申請する事柄

知らないことだらけで、ちんぷんかんぷん。言葉が呪文のように聞こえて、言われることをひたすらメモるのみで

自分達でも調べて理解しないと、こりゃ大変だ〜!

ということだけは良くわかった。

その後、義母と直接会える時間をとってくれて久しぶりに会えたけれど

「初めまして〜」

と挨拶されちゃった。

前に会った時には、
私の名前を呼んでくれたけど
あ〜もうわからないんだ・・・
耳が悪いので、こちらの言葉がほとんど聞こえないのか、会話にもならなかった。

私は嫁なので、顔も名前も分からなくてもしょうがないって思えるけど、
息子の顔も名前も覚えてないって言う事は、夫にとってはショックだろうな・・・。

笑顔が可愛くて、カラオケが好きで、日本舞踊が好きだった義母。

もうすぐおはら祭りだよ〜って踊ったら手を動かしてくれたけど、

義母が今見ている世界は、どんな世界なんだろう。
どんな音が聞こえているんだろう。

さみしい気持ちと、これからの事の不安な気持ちがごちゃ混ぜになりながら病院を後にしたのでした。



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