暮|サマーバケーション日記2024
2024年8月10日(土)
新幹線に乗り込んだのが15時ごろ。前もって指定席が買えないくらい予定は未定な女なんだ私は。夜は酒を飲みながら、母が録画していた私が住む街の回の「孤独のグルメ」を一緒に観た。火鍋美味しそう。
2024年8月11日(日)
家族でうなぎを食べにいった。実家のボディーソープは夏限定の肌に乗せるとスースーするやつ。帰ってきたんだな〜。
2024年8月12日(月)
朝からお墓参り。墓場の少し陰鬱しとした空気をも取っ払うような灼熱の太陽を身体中に浴びて祖父と祖母を弔う。ばったり親戚に会う。親戚は少ないのに顔と名前がいまだに一致しない。夜はちいさな同窓会。友人からとても尊い報告が聞けて嬉しかった。みんな変わっていなかったけれど、各々ライフステージは確実に変わっていた。私は変わっていなかった。
2024年8月13日(火)
にんじんケーキを作った。学生の頃から作り続けている唯一作れるケーキ。複雑なスパイスは使わずにシナモンだけ。ましてフロスティングなんて気の利いたものはない。この世に私が作ったケーキを食べたいと言ってくれる人がいるなんて。私の未来はきっと明るいね!(言霊)夜はビアガーデンでビールを3リットル飲んで、深夜に男とドライブをした。
2024年8月14日(水)
昨日(日付跨いていたので厳密に言うと今日)ドライブした男と近所のコメダでモーニングをする予定だった。なんて健康的な密会予定。一夜を共にした訳ではないけれど、なんだかとてつもなく長い時間を過ごしたような艶々とした真夏の夢のお話。私は朝起きれなかった。夜は友人とホームパーティー。「いつ地元へ帰ってくるの?」「早く帰ってきて!」そんなことをずっと言い続けてくれる友人たち。大切にします。
2024年8月15日(木)
涼しくなった夜に友人と犬の散歩をした。口を開けているとたくさんの虫を吸い込んでしまいそうな闇の中で、どうでもいい話をたくさんした。2ヶ月前に東京へ遊びにきてくれた時、私の咳が酷かったことを覚えていてくれて、身体の心配をしてくれる友人。優しいなぁ。
2024年8月16日(金)
昼まで寝て、母が作るミートパスタを食べる。お昼寝をしたら、最近できたというデカスーパーへ。先日えらい人とお話している時に「大きい」ではなく、「デカい」と言葉遣いを完全に間違えてしまい反省したばかりなのに、デカスーパーと言ってしまう。デカスーパー隣接のスガキヤでソフトクリームを食べた。美味しかった。
2024年8月17日(土)
コメダでモーニングをしながら、このnoteを書いている。一応店内を見渡してみたが、彼はいなかった。夜、東京へ帰る。
2024年8月17日(日)
東京の家へ帰ったらnoteを書けない気がするので、予定としてここへ記す。(日記とは?)自分のかつての日常だったはずなのに、非日常的な長いようで短い夏だった。明日はお寿司を食べて、社会復帰の儀としよう。ありがとう2024年夏。
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