Respect

自慢ではないが僕は自分にも他人にも厳しい。
仕事に対して真摯に向き合ってない奴には尚更だ。
今日も現場でみんなが仕事しているのに作業を止めて弁当を食べているクレーンオペを怒鳴りつけた。
作業は朝から始めてその時から1時間で終わるくらいの所まで来ていたので、もう一息頑張ればWorkerたちをゆっくり休ませられると思っていた。

そんな時に自分が腹が減ったからと言ってランチを取っていたのだ。そんな事を許せる訳ない。

国籍や育った環境で特性の様なもの、らしさがあるのは良いのだが、世界中、どこの人であっても他者に対してrespectがない奴は本当に残念な人だなと感じてしまう。

今いる現場には何人かそう言う人がいる。
特別な作業を出来ると言うのは立派な事だが、多くの仕事は一人では出来ない。どんな仕事でもチームで動く必要がある。
その中で自分のチームのメンバーに対してrespect出来ないと言うのは僕の中では信じがたい事だ。

弁当を食べると言うことは別に大したことではないかもしれないが、僕の中でチームで仕事をする上で仲間として一緒働いている人たちへの最低限のrespectは必要だと考えているので、それに反したチームメンバーには、年齢もこの業界でのcareerも自分より上の人に対しても注意する。
それはリーダーのしての役割だと思っている。

マーシャル人のworkerたちに対しても同じだ。サボっている奴がいたら容赦なく怒鳴りつける。今日も周りは常に動いているのにボサっと立っている10代の二人がいたので近くに呼んで注意した。長女と同じ年頃の子達なので働くのも初めてかもしれない。この国を作っていく若者に対してはまず一生懸命働く事を覚えて欲しい。
そんな親心的な意味も込めて、worker全員に対して自分が一緒に一生懸命仕事をする姿を見せたいと思っている。

仕事は何をやるかより誰とかるかだ。
日本から遠く離れた国の若者に、情熱を持って仕事をする日本人と仕事ができて良かったと思って貰える様に明日もまた朝から現場に立つのである。

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