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書籍「美意識の値段」 山口 桂


たまにテレビで史上最高額で落札されたアート作品のニュースを見かけるオークション。
それを仕切る会社のクリスティーズジャパン代表山口桂さんの自伝的な本。自分には遠い世界と思っていたが、数十億円が動くオークションや国宝級のアートとの出会いのスリリングな話が軽快でユニークな文体で描かれていてとても面白かった。
昨今のアートをビジネスに役立てようとする傾向に警告しつつ、誰もが生活の中でアートを愉しみ美意識を磨く大切さを説いているのが印象深かった。
今の騒ぎが収まったらまたアート散歩したいな。

「美意識の値段」 山口 桂


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