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理学療法士の僕が産業衛生分野に興味を持ったワケ その②

こんにちは ikes です。

 今回は、前回の記事からの追加で産業衛生分野に興味を持ったワケの続きについて書かせていただきます。

予防理学療法について

 前回の記事https://note.com/ikes_therapy/n/ncfbc54475273にも書かせて頂きましたが、クリニックで整形外科疾患の患者さんの対応をしていく中で、目の前の患者さんたちが今後、整形外科に来なくもいい状態がどうやって作れるのだろうかと考えるようになりました。予防的な視点ですね。最近は予防理学療法についても意識や職域拡大が行われつつあります。しかし、1次〜2次予防に含まれる産業分野についての理学療法士としての関わり方は大切だと痛感していますが実際にはどの様に関わるべきかについては手探りな感じを受けています。


 その中で、産業衛生分野の資格が何か無いのかなって探していたものが作業管理士という資格でした。

作業管理士について


作業管理士とは、産業保健人間工学会認定の「仕事の適正管理」が出来るエキスパートになります。
作業管理を行うためには、IE(生産技術・生産管理)および人間工学、保健領域にまたがる幅広い知識および技能を習得し、大規模な生産現場から小規模な作業場(介護などの現場を含む)までの様々な職種を対象として効果的な産業保健活動を実践することが必要です。作業管理士制度では、安全性・生産性の向上と労働者の健康増進の両立を目指した健全な企業(ヘルシーカンパニー)の実現を企図し、より生産的で誰もが働きやすい職場づくりのために作業管理の考え方に基づいた職場改善を実践できる「作業管理士」を認定し継続的にスキルアップができる環境をご用意しています。
作業管理士が行った改善活動は、働く人の健康を保全し、企業の健康経営®に貢献できます。(作業管理士認定制度ホームページより引用)

通常の理学療法士としての臨床場面

 通常、患者さん達は、日常生活の中で何かしら困ることがあるので、整形外科に来院されます。僕らは、その中で今どのような事で生活が困っているのかを問診していきます。その患者さんの個人背景、生活状況、環境設定、身体の状態を評価して、治療プログラムを立案していきます。

 その患者さんにとって困っている動作や条件を確認し、身体の状態の改善が優先なのか、環境設定を優先順位を決めていきます。もちろん、僕らの目の前にいらっしゃる前に医師による診察も受けていますので、痛みそのもの対しての内服などの治療も行っていますのでその効果や条件も含めながら、総合的に判断して、理学療法士が今出来ることをしっかりと考え、20分の中で出来る事を患者さんに伝えていきます。

 これは例ですが、長時間のデスクワークで首の張りや肩こりを訴えて来院された患者さんがいらっしゃった場合。主訴の聴取、座っている姿勢の評価、首〜肩にかけての筋肉の張り、関節の動きなどの評価します。加えて、どんな環境で作業を行っているかを問診していきます。環境面の調整に関しては、クリニックの治療ですぐに改善することができないため、患者さん自身にアドバイスを行います。ディスプレイと目の高さを変えるようにしてみるとか座っている座面の高さの調整をしてみるとかです。その患者さんの状況によって、どの対応が適しているかは異なってしまいますが、壮年期の患者さん達は身体機能の低下がそこまで強く無いので環境設定を行うことで症状が軽減することを経験します。

 普段の臨床場面で行なっている環境設定の提案を改めて考えてみると、作業管理士としての関わりと共通している部分があるのでは無いかと思い、資格を取得する事を決めました。

 整形外科疾患の中でも外傷(いわゆるケガ)によるものが原因でない場合は、多くは患者さん自身の日常生活の中でのクセの積み重ねで障害が生じている場合が多いと感じています。無意識の中での繰り返しの動作で同じ部位に負担が加わり続けることで結果として痛みが生じてくることもあるため、患者さん自身に普段のご自分の姿勢や動作に注意を向けていただくように関わることがあります。

理学療法士×作業管理士×産業衛生分野での予防的な関わり

 僕の今までの経験を発信していくことで、ビジネスパーソン、主婦の方々、いわゆる働き世代の皆さんの健康になるお手伝いが出来ればと思っています。上記の資格だけで、情報を提供することはできないと思っています。資格としての強みと普段の臨床場面で患者さんへの対応を行っていく中で得られた情報をマッチさせて、予防的な関わりを行っていきます。

 今後の具体的な発信内容としては、読者の方自身の姿勢や動きに対する認識や日常の中での簡単なセルフコンディショニングやしぐさを意識するような事で障害予防に繋げられる事・ご自身の身体を大切に扱える様な意識・認識を行動変容を促せる様な取り組みについて、発信を行なっていきたいと思っています。

 自己紹介や産業分野での理学療法士として活躍したいという思いが長くなってしました。長文になりましたが、お読みいただきありがとうございました。

ikes

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理学療法士のikesです。普段は外来・通所・訪問リハビリを行なっています。普段の臨床場面での患者さんへの対応を産業衛生分野においても活かすために、noteでは、病院に行くほどではないビジネスパーソン、一般の方を対象に簡単なセルフコンディショニングについての発信を行なっていきます。
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