子どもの教育より、親世代の教育をしないと
どうも池本です。
娘が録画したポケモンのオープニング曲を見ながら口ずさんでいるのを見て、成長の速さを感じております。
ちなみにお風呂でその曲を全力で歌います。
さて。
このnoteは、「おばけのパッチ」というキャラクターを100年続く新たな文化にし、その世界観を通して最愛の娘へ『新しい可能性』と『おもしろい未来』を贈るため創造している1人のパパクリエイターが、『いま思ってること』を書いております。
本題の前に、現在実施中のクラウドファンディングの現状のご報告です。
支援額 217,500円!!
目標達成率 43%!!
支援数48!!
皆様本当にありがとうございます…!!
4月に入りまた少しずつご支援いただけ感謝感謝でございます。
とはいえ目標達成まではまだまだ遠いお話。
正直、厳しい戦いだとは思っておりますが、最後まで地道な細かい発信を怠らず頑張ります。
まだプロジェクトページをご覧になられていない方、どうか一度でいいので覗いて頂けたらと思います。
引き続きよろしくお願いいたします。
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というわけでここからが今日の本題。
『子どもうんぬんの前に、大人をどうにかしないとまずいことになりそう』というお話をさせて頂きます。
キャリアの選び方と教え方
先日、とある中学校の校長先生とお話をさせて頂く機会がありました。
もう数十年教員を務めあげ、現在は校長先生だというお方です。
しかし教員のイメージの「お堅い」感じではなく、とても気さくで視野を広くお持ちの素敵なお方でした。
私も元々数学の教員を目指し、大学で教育課程や教育実習を経て資格を取得した人間なので、とても興味深くおもしろい話を色々と聞かせて頂いたのですが……。
中でも印象に残っているお話が3つあります。
1.若き教員のキャリア形成
2.教員キャリア以外にない人がキャリア教育をするのは難しい
3.親世代の教育の必要性
まず「1.若き教員のキャリア形成」について。
「教員」という、歴史も深く無くならないであろうお仕事を目指す人の考え方が変わっているとのこと。
というより他の企業にお勤めの会社員の方などのキャリア形成に似てきたと言ってもいいらしいですが…。
要するに「教員一筋で勤め上げます!」という人だけでなく、「教員というキャリアを経て○○をしたい!」「こういうインパクトを社会に与えたい!」という人がいるらしい。
これが初めからなのか、それとも教員として働いている中で考え方が変わったのかは分かりませんが(たぶん後者)…。
お話をさせて頂いた校長先生の世代(年齢までは聞いてないですよ)の方は、教員として人生をまっとうすることが当たり前のようですが、30~40歳のの人の中でこういった分かれ道になるみたいです。
そして「2.教員キャリア以外にない人がキャリア教育をするのは難しい」に繋がるのですが、ずーーーっと教育の現場で日本の子どもたちを支えてきた、今回お話させて頂いた校長先生のような「教員一筋」の方が、今の時代にとても大切な「キャリア教育」をするのは難しいとのこと。
教員を経てキャリアを形成しようと考えている人は、教員から離れてしまうので…。
だからこそその校長先生は、外部から様々なキャリアの方をお呼びし、生徒にお話してもらってるんだってさ。
そういえば私が学生の頃、教育実習で高校に行ったとき、最初の授業で「私は教員ではなくテレビ番組のディレクターになりたい」というお話をしたのですが。
※当時私についてくれた先生がご理解のある方で、そのお話をぜひ生徒にしてあげてとのことだった。
その時の生徒の目は、ふつうに数学の授業をしている時よりなんだかキラキラしていたし、リアクションも良かった気がするんです。
「理系文系の選択はどう考えたのか」
「大学で何を学んだのか」
「番組ディレクターを目指したきっかけはなんなのか」
「その時の心境はどうだったのか」
その子たちにとって、数年後のリアルがそこにあったからかもしれない。
そう考えると、お話した校長先生のやられていることは大正解なのだろう。
全部教員だけでやる必要はない。
キャリア教育は様々なキャリアを重ねてきた方から学べばよいと。
……でも自分でいうのもなんだけど。
今の私だったら、教育実習をしていた時の数百倍おもしろい話ができる気がするだ。
数学の教員を目指していた人間が番組制作の世界に入ったはいいもの、思った以上に文章力が必要な仕事が苦手で人間関係も上手くいかず、鬱一歩手前の適応障害みたいな状態になり、目指していたディレクターになって半年で転職して別の映像制作会社に入ったけどマーケティングやビジネスについて学びだしてフリーランスに憧れ個人事業主として開業し、映像と全く関係のない「絵本」「メタバース」「キャラクター」のコンテンツ制作をしながら「ブランド」「ファンコミュニティ」の創り方を学び、挙句の果てに起業するという。
社会人9年間でこんなに色んなことを経験できるとは思っていなかったぜ。
親世代の教育が必要
だいぶ話が脱線したので校長先生のお話に戻ります。
最後に1つ校長先生がおっしゃっていたのが「3.親世代の教育の必要性」について。
実はこれ、私も日々感じていたことだしちょっととあるコンテンツからそういうことを始めようと準備していたのでビックリしちゃった。
要するに。
子どものあらゆる可能性、多岐にわたる働き方やキャリア形成について、「親の理解」がないと進まないんだって。
例えば校長先生が色んな所に掛け合って、様々なキャリアを持つ人を学校にお呼びし生徒に話してもらって、生徒の知見や考え方が広がったとしても…。
親が「1つの会社に勤めあげなさい!」「いい大学に行っていい会社に行きなさい!」「YouTuberはダメ!」という考え方だったら、学校で行っているキャリア教育の意味がないし、その子どもの世界はグーーーっと狭まる。
もうこれは本当これ!!!
ここからは私の考えや思いや言葉だけど…。
親が創りあげる「子どもの環境」というものは、子どもの可能性や未来に大きくかかわると思っています。
そして子どもは、親がやっていることを「当たり前」だと思います。
もちろん普通科の高校に行って、四年制大学に行って、会社員になって、定年まで働くことが悪いとはいいません。
私も親がそうだったし、特に疑問も抱かず上のルートを進みました。
それらがあったから今があるとも思っていますが…。
でもやっぱりそういうことなんだと思います。
じゃあどうすればいいのか。
要するに「親世代の教育」なんだと思います。
まずはママパパに「1つの会社に勤めあげ定年を迎えること」が安定じゃないよってことと、リスクをしっかりと教えてあげること。
そして「今の時代の選択肢や可能性の広さ」を知って頂くこと。
そしてそして「まずはママパパが学び、行動しなければならない」ということをしっかりと伝えること。
……さっきも言った通り、子どもは親を見て学び、親が創る環境を当たり前だと思います。
もし仕事から帰ってきたママパパが、ドラマを見ながらお酒を飲んでそのまま寝る人だったら、子どもはこう思うでしょう。
「仕事が終わったら家でグデーっとしていいんだ」
子どもたちよ。
それはNoだぜ。
家に帰ったら勉強するなり、本を読むなり、何か会社員として以外の価値を創ったり。
とにかく行動しないと。
評価されなくても努力をしないと。
ダサくてももがいて学び続けないと。
「給料低いわー」とか文句言いながら休んでいる暇ななんてないんだから。
「疲れてるから」「時間がないから」なんて甘えだぜ。
「……ということを子どもに教えたいのなら、まず自分がやらないとですよね?」ということを私は脳みそと体に焼き付けて日々走り続けています。
もちろん校長先生がここまで言ったわけではないし、ここまでしてほしいって思ってるわけではないと思います。
ただやっぱり、あなたが子どもに新しい可能性やおもしろい未来を贈りたい大人なのであれば。
努力をし続けたほうがいいんじゃないかなーって31歳の若造は思うわけでございますよ。
では。
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