「いつか死ぬ」と知れば、行動や考え方をガラッと変えられる
どうも池本です。
娘が幼稚園に通い始めて一週間。
登園前に「幼稚園行きたいない!」とトトロに出てくるメイちゃんばりに泣きわりに、帰ってきたら「給食おいしかった!!!」と話してくれています。
娘、頑張ってます。
というわけで今日は『「いつか死ぬ」という恐怖を受け入れることの大切さ』というお話をさせて頂きます。
死を意識してみると…
28歳の時、最愛の娘が生まれて「生」を感じたわけなのだが。
それとほぼ同時に「死」を感じるようになりました。
子どもが生まれた喜びを抱く中、「あぁ私はいつか死ぬのだな。ずっとこの子と一緒にはいられないのだな」と強く感じるようになり、そのあたりから「自分もいつか死ぬのか」と理解するようになってきました。
未成年時はもちろん、大学生の頃や社会人なり立ての頃なんて、親戚のお葬式などには出席したことあるけど、日ごろから「死」を意識することなんてなかったんです。
そんなことより、レアな遊戯王カードをゲットすることや、ゲームで強いモンスターを育てることや、バスケの練習をすることや、好きな女の子を振り向かせることや、仕事でお金を稼ぐことに必死になっていたので。
さて。
「死」を意識しだしてからというもの、私の中のあらゆる考え方が変わってきました。
今日はその一部をまとめておきます。
物欲がものすごい減った
まずこれですよ。
物欲がめっちゃ減りました。
20代半ばくらいまでは「いい車に乗りたい!」「大きい家で暮らした!」「いいご飯食べたい!」「服いっぱいほしい!」「マンがいっぱいほしい!」みたいなことを考えていました。
が、それらはかなり薄まりました。
現状、車は妻のご両親にお借りしており、家は賃貸アパートなのですが、全くもってそれで問題ないのです。
家族と暮らせて、食べるご飯があって、創造ができるので。
家はいつか、私や妻の実家をもらえればいいかなくらいに考えています。
考えとしては「いい車や大きな家を買うお金があるなら、娘の学業に充てたり、妻のやりたいこと(生産性のあること)に使ったり、事業にまわしたい」という感じです。
……だっていつか死ぬんだもの。
死んだら買ったものは全て要らなくなります。
とにかく行動するようになった
どうせいつか死ぬ。
だったらとりあえずやってみる。
行動する。
挑戦する。
死後の世界のことはよく分かりませんが、現状死んだら何もなくなります。
何もできなくなります。
生きている間しか何もできません。
私たちは、生きている間しか考え、動くことができません。
そして死ぬまでの時間は意外と数えられるくらいしかありません。
一年後死ぬかもしれません。
明日死ぬかもしれません。
今日死ぬかもしれません。
「あの時、あれやっておけばよかったな…」って思いたいですか?
娘に何を残せるか考えるようになった
「とにかく行動するようになった」にも繋がりますが、「死」を意識すると、自分が歴史の中の流れの一部だということに気付きます。
自分の人生はたかだか数十年ですが、その後も地球に人は生きていて、自分の子孫たちは生き続けます。
「自分の人生が豊かであればOK」という話ではないのです。
その後、子どもや孫の人生をどうやって豊かにしてあげられるかを考えなければなりません。
そして「子孫の生活を豊かにする」ことを実現しなくてはならない割に、自分の残りの生きている時間が短いことに気付きます。
だから行動するのです。
人間最大の恐怖「死」と立ち向かう
皆さんは「自分が死んだらどうなるか」を想像したことがありますか?
私はこの記事を書いている途中に、またこのことを考え、ものすごい恐怖に心を支配されました。
「死んだらどうなるのか」
今あなたが見ている景色が、音が、感覚が、意識が、全て無くなります。
無です。
「これが死か」と考えることすらできなくなります。
「真っ暗だな」と感じることすらできなくなります。
……いや、はっきりいうとそれすらわかりません。
未知です。
分からないのです。
「死んだらどうなるのか」は人間にとって一生の未知であり、解決することのできない課題なのです。
だからこそ「死」は怖いのです。
死んだ後を知る由がないからです。
人はそこを恐れ続けているのです。
考えないようにしているのです。
「死」と向き合わないようにしているのです。
だからこそ「死」と向き合うべきなのです。
その恐怖を頭と体と心に刻むのです。
そうした時、あなたから生まれる行動力や学習力は、とてつもないエネルギーになります。
少なくとも私は、毎日のようにキャラクターの世界観を創りながら、毎日のように「死」を感じて生きています。
そんな私の行動やエネルギーは、止まることを知りません。
では。
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