【イタリア】棒ジェラート比較!塩キャラメル対決
先日、イタリアで市販される棒ジェラートについて
アレコレ気になることを書きました。
あれからまたスーパーでジェラートを買いました。
それでまた絶妙な対決になったので紹介します。
食べ過ぎ防止策
私は夜にレストランの仕事に入るので、
夫は一人で夕飯を食べます。
特に夏は食後にジェラートで締めたくなるんだとか。
テレビを見ながら、小脇にアイスの入れ物をかかえ、
大きなスプーンでバクバク食べる。
気づいた時にはアイスを丸々食べ切って…
唖然としている姿が容易に想像できます。
そんなこともあり、大きな箱で買うと、
テレビに夢中で全部食べ切る可能性があるので、
棒アイスを買おう!ということになりました。
これなら「もう一本!」なんて考えはよぎらず、
自分のお腹を見て思いとどまるはず。
焦って取ったら同じ味
スーパーへ買い物に行くと
定期的にクーポンをもらいます。
今回は30€分買うと5€の割引き。
普段の買い物では30€には達しないので、
使う場合は、軽く計算をしながらカゴに入れます。
ですが、今回は気にせずにレジへ。
すると、27.8€となりました。
これなら、もう一つジェラートを足して30€を超せる!
レジのお姉さんと後で待つおじさんに断り、
急いで冷凍コーナーで、気になるものを買いました。
帰宅してよく見たら、
期せずして同じ味を選んでしまいました。
急遽「塩キャラメル」対決!
たまたま選んだ物が、どちらとも塩キャラメル。
今までイタリアでは塩キャラメルという味を
そんな頻繁に見たことはありません。
チョコレート、ピスタチオ、クリームなどに比べ、
王道から外れます。なのに…
ブームなのでしょうか。
では、さっそく見てみましょう!
nuii ヌーイ 塩キャラメルと
オーストラリア産マカダミンナッツ
nuiiは、イギリスのR&Rグループとネスレの
合併事業により生まれた多国籍企業です。
フロネリという名で、欧州のアイスクリーム生産量は、
ユニリーバに次ぐ2位。世界20カ国で展開しています。
商品名の下に
「ICE CREAM ADVENTURE」
とあるように、まさに冒険がテーマです。
食材で世界を制覇する感じです。
アナトリアのピスタチオ
ニューヨークのクッキーと生クリーム
テキサスのピーカンナッツ
北欧のブルーベリー
どれもそそられるものばかり。
値段は68g 4本入りを3.99€を想定価格にしています。
これはスーパーの中では高級なタイプ。
食材だけでなく環境に配慮した商品を目指し、
味だけじゃないこだわりを提示しています。
今回食べたのが、
塩キャラメルとオーストラリア産のマカデミアナッツ
いざ、実食!
まず、外側のチョコレートコーティングは厚くて
食べ応えがあります。
マカダミアナッツのカリッとサクッの間の触感も良い。
中はクリーミーなヴァニラ。
トゥルっとして、舐めたくなる滑らかさ。
時々主張する塩キャラメルとの相性はお見事です。
素晴らしい舌触りなので、ほかの味も試したいと感じます。
冒険というテーマだけあって、
シリーズをコンプリートしたくなります。
また買う?という問いには、YES!と即答します。
ストックしておけば、急な来客時に見栄を張れますw
SAPORI IDEE
生クリームと塩キャラメル
SALORI EDEEは、
いつも利用しているスーパー「CONAD:コナド」の
高品質と革新的な製品を展開しているオリジナルブランド。
今回、咄嗟に選んだのがこちら。
生クリームと塩キャラメルという永遠の組み合わせに、
シチリア産のアーモンドを使っています。
値段は65g価格4本入りで3.19€。
では、実食!
外のチョコレートコーティングは厚く甘さも◎
アーモンドの食感はいいけれど、食後は口に残りやすい。
ジェラートはバニラ味らしいけれどあまり感じない。
そして、主役である塩キャラメルクリームは、
もっとクリーミーでいてほしかったです。
水分が多いせいか、「シャリッ」とします。
手作りのような昔のジェラートの様な懐かしさがありますが、
それを狙っていたのなら、私のタイプではないな〜
トロッと溶け出しそうなくらいだと、
キャラメルらしくて良いと思います。
こちらのリピートは無さそうです。
違いがあるからいい
ということで、二つのジェラートを比較してみました。
どちらも似たようなものを選びましたが、
それぞれに食べると、いくつもの違いがあります。
好みはnuiiでした。舌触りは重要ですね。
塩キャラメルはそんなに頻繁には食べないので、
また忘れた頃に欲しくなるのかなぁ〜
もしくは商品がなくなっているかなぁ〜という感じでしょう。
さて、次のジェラート対決はどんな味になるのか。
イタリアではあまり人気のないハーゲンダッツを取り上げるのもいいですね。
なぜ喜ばれないのか分析してみたいです。
では今日はこの辺りでciao.
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