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イタリアジェラートの偉力たるや

記録的な暑さを更新しているヨーロッパ。

イタリアでは、干ばつ被害が拡大しそうと懸念されています。


6月から始まった暑さに、ジェラートなしでは過ごせません。

どうにかして、身体を冷やしたい。

だから、クーラーをつけて、アイスを食べる。

これが、お肌スベスベ&快適で幸せなひとときです。

今日は、最近買ったジェラートについて。

気づいたことをひとつ。


ジェラート消費イタリアは何位?

その前に。世界で広まる「ジェラート」。

イタリア人はどのくらい食べているのか調べてみました。

2021年の記事によると、
世界で一番消費率が高い国


1 ニュージーランド
乳製品が高水準であることが要因だとか。
年間、一人当たり 28.4リットルも消費しているようです。

次いで、
2. アメリカ 20.8
3. オーストラリア 18.0
4. フィンランド 14.2
5. スウェーデン 12.0

9番目にイタリア 年間消費量は8.0
riplay believesより

一位に比べると、意外にも多くないんです。

もっと上位であると思っていました。


「ジェラート」というイタリア語が世界に広まっていますが、

消費量はそこまで多くないことが分かります。

しかし、よくよくこの記事を見てみると、

ジェラートは、メーカーから購入しているとあります。

ですから、イタリア人が愛する「職人ジェラート」は、

含まれていないということになるのでしょう。


イタリアでは、スーパーで購入もするけれど、

ジェラート専門店で購入することも非常に多いんです。

おそらく、この数値が入っていないんだと思います。

イタリアに訪れる観光客は、季節を問わずジェラートを食べます。

いくら長蛇の列があっても、有名店の味を確かめたいようです。
 
本場の美味さを知ると、忘れられなくなることでしょう。


世界の人気メーカー「MAGNUM」

世界で最も売れているアイスブランドと言われている

デンマークとベルギーのコラボで生まれた

マグナム (イタリア語はマンニュム)は、

イギリスのユニリーバが所有しています。

まだ日本には入っていないようですが、

世界では人気のあるブランドで、

高級アイスとして位置付けられています。


最近、あらゆるメディアの広告を目にし、

やはり、つられて購入してみることにしました。

今回買ったのが、こちら

MAGNUM PISTACHIO 
マグナムピスタチオ

ピスタチオのクリームに、チョコレートのコーティング

鮮やかな緑のパッケージが、味を思い起こします。

ウーン、食べてみたい!と思わせるパッケージ。

チョコレートがパキッと割れたデザインは、

食感を試したくなります。

いざ、実食!



義母にもこのアイスを食べてもらいました。

どうだった?と聴いたら。

「美味しかったよー!」と。

ところで、ピスタチオの味した?と尋ねると

「ん〜そういえば…なかったね。hahaha‼︎」


ピスタチオは、色だけだったのです!

これは残念の極み、

1本100円以上するのに食べる価値はないかな。


なぜそこまで思うのか…

イタリアのジェラートに慣れているからでしょう。

専門店では、ピスタチオは原料からそのまま使うので、

本物の味がするんです!

色も、鮮やかになることはありません。
 
一口食べれば、ピスタチオの香りはボワッと広がりす。

職人の味に慣れていると、本物ではないことに気づきます。

一方、チョココーティングは完璧でした。
 
カリッとして見事。

ですが、必ず最後にチョコが勝つ〜
 
という後味。
 
ピスタチオの存在を忘れたまま食べ終える…
 

これは、イタリア人のリピーターが出ることはないでしょう。


今度はイタリアのジェラートメーカーに挑戦!

SAMMONTANA GRUVI
サンモンターナ グルーヴィ

大きな商品名の上に、躍動感あるジェラート。
 
パッケージデザインも流行に乗って良い!

 
散りばめられたヘーゼルナッツ。
 
溶けかけているバニラと中にソースのようなものも…
 
上部には、ヘーゼルナッツクリームがぺチョ
 
もう、味を確かめるほかない! 
 
絶対、美味しい!

と、確信を持って実食! 


お見事!

さすが。

職人のジェラートに負けないインパクト。
 
ヘーゼルナッツのコーティングのトロッとした部分と、 
 
ナッツのカリッと、クッキーのサクッが相まって、
 
絶妙の食感を体感できます。
 
中のバニラも上品で、存在感控えめ。
 
それでいいんです。
 
なんせ、味はヘーゼルナッツですから!
 
しかし、それで終わらない。
 
ジェラートの中にも、カリッとした
 
ヘーゼルナッツチョコが入っています。
 
だから、ジェラートを食べながら、宝探し状態。
 
また噛みたい。歯で捉えたい。
 
と、掘り起こす感じです。
 
なので、あっという間に食べました。
 

イタリアのジェラート老舗メーカーは、
 
量販店の意義を心得ています。
 
ジェラート専門店にはない食感や味を演出できている。
 


 
これ、絶対買う!明日買う!

 
今度は、MAGNUMのヘーゼルナッツと比較してみようかな。

今日はジェラートの話でした。


ではまた明日、ciao

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