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【イタリア】寒さのピーク越え!なぜかマイナスを自慢

イタリアをブーツに見立てたら
私の住む場所は、ひざ辺りの港町。

一年を通して温暖な気候で日照りがよく
雪が滅多に降らない地域です。

私の地元である高松とよく似た気候で
とても過ごしやすく一年を通して穏やかなことが、
ここで暮らすことを決めた理由の一つでもあります。

この冬は、クリスマス時期に蚊が飛び交っていたほど
違和感を感じてしまう暖冬だと話していました。


ですがさすがに2月になると寒気がやってきて、
マイナスを記録することが2月中に何日もありました。


ここで気になることが一つ。
マイナス自慢をしてしまうのは…



今期一番の冷え込んだ先週は、
「こんなに寒いのよ!」と言わんばかりに、
今朝は何度だった、明朝はもっと冷え込むなんて会話が
あちらこちらで花開いていました。

それだけでなく、snsでもストーリーズの投稿が盛んでした。

マイナス気温を表記して、寒そうな写真を投稿。
これでもかッ!と寒さアピール。

大雪を体験したことがなく、
雪に感動する地域だからこそでしょうね。


手は荒れ唇はガサガサになっても、
一年に一度は厳しい寒さを感じないと
春は来ないと忍耐を好む傾向にあります。
ほんと勝手ですね。




そんな寒さはもうピークを超えました。

10日間の天気予報がこちら。

もう暖かくなることが伝わってきます。
今後一度や二度は冷え込むこともあるでしょう。
それでも良いんです。もう春は待ったなし!


夫の仲間たちはもう海水浴を満喫しています。
元旦以降も泳いでいるんだとか。

もちろん入っても30秒で出てきて体を拭いて、
タオルに身を包み太陽を浴びます。

当然のことながら素人にはできないので、
もし入りそうな人がいても
仲間たちは止めに入ります。

身体が慣れていて、
泳ぐ場所も太陽を浴びる場所も知っていて、
替えの水着も用意して準備を整えているこそできること。
長老はもう70歳近いはずですが、
これを半世紀以上続けていることでしょう。

紫外線をそんなに浴びて大丈夫?と
不安になりますが、そんなことなんて気にしていません。
それより今日海辺にいられることの方が幸せなんですから。

そしてまた明日も自慢のヴェスパに乗って
海へ行くのでしょう。


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