見出し画像

【イタリア】日本企業へ転職したい!リスキリングが流行!研修+派遣で囲い込み

ただいま転職活動をしております。

イタリアでも履歴書を作ってサイトで応募をしていますが、
明らからに自分ができる仕事は少ない上に、
求人の数がほんの少ししかありません。
人口16万人の街では足らず、隣街への募集を広げたとしても
なかなか出会えません。

実際に、私の友だちのパートナーも、
2拠点生活をするほど、仕事がないと嘆いていました。


現在行っている転職活動は、日本の企業に向けてを考えています。
リモートワークが可能になった昨今、
イタリアにいてもできる仕事があるのではないかと
調べていくうちにだんだん傾向が見えてきました。


コロナ以前は、日本から仕事をもらうには、
「買付代行」「アテンド」がメインでした。

それが後に、ネットを使っての作業が増え、
「ライティング」「事務」「経理」などのママさんに向けたものから、

コロナ以降は、
「ITエンジニア」「システムエンジニア」「Webデザイナー」などの
専門技術を持った人が海外からでもは働ける上に、高収入を得られることが分かりました。


私はというと、ラジオディレクターをしてきたという経験を活かし、
Web業界や広告関連などでリモートをできないかと企んでいます。
しかし、海外からのエントリーをさせてもらえなかったり、
年齢制限に引っかかったり、何らかの理由で選ばれなかったりと結果を出せておりません。


ですが先日、一つの企業との面接を受けました。

ここは、「未経験歓迎!」という文句を謳っているのです。
ITに関する仕事ですが、経験なくても就けるとのこと。

一体どうなっているの?

疑問はいくつもありましたが、面接を受けることで明らかになりました。


面接の様子

まず、zoomを接続すると他に5人の参加者がいました。
面接というより「説明会」。
働きながら、仕事以外の時間で勉強するカリキュラムを組めるというもの。
働き先は斡旋されるので、なるべく希望に沿った仕事を与えられるようです。
そして仕事終わりで、これから身につけたいエンジニア、Webデザイン、プログラマーなどの勉強をオンラインで行っていくと伝えられました。


短くて半年、長くて一年かかるという研修は、自分の目的や上達具合によって変動するようです。
これは東京・大阪・名古屋・福岡で行えるとのこと。
勤務地に関係なく、研修はオンラインで進行していくんだとか。

就職しながら学べる方法があることを知りました。

では、この企業どういうことで収益を得ているのだろうと
疑問に思い調べてみたところ、一つのキーワードがヒットしました。


「リスキリング」


riskiling と書き「スキルの再習得」を意味します。
仕事をしながら技術を身につけるということです。

なぜ一つの企業がそんなことをできるの?と思いましたが、
企業ではなく運営しているのは「派遣会社」だったんです。


さらにはこんなものが。
「2022年10月から政府は今後5年で1兆円もの予算を支援すると発表。」
政府からの後ろ盾により、派遣会社は新たな専門職を身につけた人を囲い込み、人材を斡旋していく方針だという戦略がわかります。

詳しくはここで学びました。




面接をした擬行は、技術を学べるスクールはすでに存在し、
そこと連携しながら就職もできるという。

うまく巡回していますね。

これからの人口減少に伴うことで、
ITの技術者を増やす目的もあれば、世界と拮抗するための
さらなる工場を目指していることが伺えます。

派遣先はどのような場所になるかはわかりません。
なるべく希望に沿ってもらえるということですが、
電話のアポインター、営業、デザイン系など様々。

仕事をしながら学ぶという作業がそう簡単にいくかどうかわかりませんが、
新しい波に乗るのも一つの方法だなと感じました。


ということで、一つの企業との面接という名の説明会に参加し、
明日、2回目の面接を控えています。

これから進みたい道の技術を得るために、
日本で研修を行って、イタリアに戻ってくるという方法もある。

本当にこれが良いのか、上手くいくのか、全く違う選択肢を選ぶのかはまだ未定。

とりあえず転職に向けて活動していきます。
それでは、また報告いたします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?