【イタリア】虫歯治療② 今なら二本を一本分の値段で!
レントゲンを撮って来てと歯医者さんに言われ、
ついに持って行きました。
一年ぶりの再会ですが、先生も助手の方も
私のことを覚えていない様子。
アレコレ説明して、友だちの紹介で来たことを伝えました。
先生はレントゲンの写真を見ながら、
「あぁ〜なるほどねぇ〜。
実際に見ながら確認しましょう。」と
顎が開きづらいこと、歯軋りをすること、
前に治療したのに痛むこと、
親知らずがどうなっているのかなど聞きました。
これまで親知らずを抜いたことはありません。
ですが、たま〜に起こる歯の違和感は
奥歯が原因でないかと思っています。
先生は「抜くべきだね。」と軽い。
それと、治療した歯はもう20年は経っていて、
「この素材、今はもう使わないわょ!」と、
私の銀色に光る歯を見ながら笑っていました。
その辺りが、疲れや重いものを持つと腫れるんです。
他は特になく、「歯石取るでしょ?」と言われ、
口を開けたまま「sì」らしく返事。
休む間もなく、機械が動き出します。
ところで、歯石を取っている時の舌の位置って
みなさんどうしていますか⁇
気になって仕方がないんです。
引っ込めた方がいいんだけれど、
不安だからどこかに当てておきたい。
一度切れたことがあるので、
あまりに舌に集中した意識を、手に持って行き、
指マッサージをしました。
それでも足らず、脳内ソリティアを開始、
トランプを並べて妄想しました。
取り終えて磨きをかけている時だったか、先生が
「ここに小さな虫歯がある。
あっ、隣の歯にも」と言いながら、
尖ったものでグイグイ突く。
同時に私の顔はひしゃげていました。
20年ぶりの虫歯です。
あとは問題ない様子。
全てを終えて先生のまとめによると、
一つは、
親知らずは左側の上下を抜く。
急がなくてもいいから自分のタイミングで。
もう一つは、
二つの虫歯は、小さいうちに治療しましょう。
二本を一本分の値段で治してあげる!
とまるで、今ならお得な感じに言われました。
それなら!と、先生の気が変わらないうちに
お願いしようと、来週の火曜日に予約。
そしてこの日の料金は、
定期検診と歯石取りで
「普通なら1万円以上するけれど、
友だちの割引で7千円でいいヮ!」と。
前回の歯石取りより3千円も安い。
大丈夫かしら。親知らず抜く時に
ドカンと取られるのかしら。
少し疑っています。
あと、虫歯の治療って簡単に思っているけれど、
麻酔したり詰め物したり時間かかるのかしら。
また不安ループが始まりました。
そして帰宅し、夫に話すと
「そこで歯を抜くの?大丈夫?病院の方がいいんじゃない?」と。
私も親知らずは大きな病院で抜くものだと思っていました。
日本では専門が違うから口腔外科へ行きますよね?
でも、周りに聴いてみると、
病院で歯を抜く場合、予約して治療まで時間がかかること、
保険が適応されるから料金は抑えられても、
先生の評判はあまり良くないとか。
プライベート歯医者さんの方が丁寧で安心とも。
「ところで、そんなに痛まないのに、
抜く必要があるの?」とさらに夫は聴いてきます。
えーっと。んー。
結局終えてみて、本当にそうなのかどうか分かっていません。
虫歯以外問題がないのかも。
真横に生えた奥歯は逆に放置なんだ…なんて、
今思えばいろんなことが気になります。
言葉を理解していないというより、
歯による影響や今後の対応などを
把握していないことが問題だと感じています。
とりあえず、今ならお得な二本で一本分の
虫歯を治して、もう一度先生に聴いてみます。
もしかすると、セカンドオピニオンを聴いた方がいいのかも。
また考えがブレそうですが、診てもらい
いくらかかるか聴いた上で判断するのもありですよね。
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