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泣く子が黙った!店内で大合唱🎶これぞイタリアの良さ


Twitterを見ていると、こんな動画が流れてきました。

髪を切りに来た小さな男の子。

慣れない環境だからか不安からか

髪を切られながら泣いている様子。


そんな様子を見かねた美容師たちが、

いきなり大きな声を上げて歌い出したのです。



1人が歌い出し、もう一人、もう一人、

男の子を髪の毛を切るおじさんまでも

一緒に歌い、お店全体が大合唱!

男の子は、呆気に取られてキョトンとしています。

みんな笑顔で歌って、幸せそうな風景。

これがまさにイタリアの陽気で

子どもに優しい文化だと感じました。

自分だったら同じ環境でこんなことできるか…

歌で人を勇気づけ、歌で場を和ませる、

どの国でも行われていることが、

イタリアでは簡単にスイッチを押すことができる

そんな気軽さや自由さがここにはあります。

これまでイタリアで暮らしてきながら、

何度も店内で大合唱する場面がありました。

オーソーレミオをはじめ、イタリア国家、

古い曲やその場面にあった歌を歌ってきました。


本当に歌うのが好きな人たち。

知らない人同士でも盛り上がるから素晴らしい。

たまに、朝の市場で、

機材を持ってきてカラオケをしているおじさんがいます。

この人が来たら、周りで買い物しながらみんな歌っています。

最近見ていないなぁ、あのおじさん。

今度は取材してみましょう。



さて、このビデオで歌った子ども用の歌、

『二頭のユニコーン』というタイトル。

内容はというと、ノアの方舟について歌っています。


ノア‐の‐はこぶね【ノアの▽方舟】 の解説
旧約聖書の創世記に出てくる舟。神が人類の堕落を怒って起こした大洪水に際し、神の指示に従ってノアは箱形の大舟をつくり、家族と雌雄一対のすべての動物を引き連れて乗り込み、そのため人類や生物は絶滅しなかったという。
goo辞書より

洪水がくるから、動物はみんな船に乗ろうというのです。

ですが、ユニコーンはいないという内容。


さすがカトリック総本山を有するイタリア。

宗教に関する音楽も存在するんですね。

このようにして、小さな頃から

音楽を物語の一つとして記憶していくようです。


日本にもそんな歌があるのでしょうか。

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