パーソナルカラー、パーソナルデザイン診断に行ってきました ②

こんにちは。10年ぶりにブログを書いてみたら楽しくなってしまい、本題にいきつけませんでした…。今回こそはしっかりと診断の様子をお届けしたいと思います。

なぜ私がパーソナルカラー、パーソナルデザインの診断を受けたのか、その経緯は導入編に綴っておりますので、気になる方はぜひご覧ください。


パーソナルカラー診断へ

さて、こちらのサロンで診断いただけるパーソナルカラーの種別は「春」「夏」「秋」「冬」の4タイプ。それぞれにあてはまる芸能人の方が誰か、どんな色が似合うのかを教えてくれる先生。頷く私たち。

今回診断を受けるメンバー3名は全員過去にパーソナルカラー診断を受けた経験があったのですが、先生から「前の結果と変わる可能性を心に留めておいてください」と注意アナウンスも。

というのも、こちらのサロンにいらっしゃる方の8割は再審らしく、さらにそのうちの8割は誤審らしいのです。どうなることやら。

丁寧な説明を経てパーソナルカラーへの理解度も深まってきたところで部屋の電気を消し、自然光のあたる場所へ移動します。

診断を受ける人は全身鏡の前の椅子に座り、それ以外の2人はサイドで診断の様子を見守るスタイルになりました。長い髪は束ね、白いケープをつけ、色のついたドレープを当てていきます。進め方はこんな感じでした。

1:まずは2つのカラータイプAとBで比較する
2:①のうち残った方と、まだ見ていない色Cで比較する
3:②のうち残った方と、まだ見ていない色Dで比較する
4:最終的に残った色がその人のパーソナルカラー

診断では「肌の色」「目の色」「髪の色」、それぞれの調和から似合う色を見つけるとのことで全員すっぴんです。コンタクトもカラコンはNG。


ドキドキの診断がはじまる

そうこうしていると、あっと言う間に自分の診断の番に。朧な記憶を辿って当時の様子を綴ります。

1.春と冬

2つのタイプのドレープを比較しながらの進行だったのですが、私はそのはじまりが「春のピンクと冬のピンク」でした。一番はじめは先生も少し悩まれていたような印象。何回か繰り返して見ます。

そして次にあてたのは春の黄色ドレープ。

「顔色が出ていない」と即コメント、「これはちがうね」と確信的な声で仰る先生。見学しているお姉さんからも「黄色に見えない」との声。まだ結果はわからないけれど、もしブルーベースだったら黄色が苦手だからこんなに差が出るのかも、と先生。

同様に、春の赤も私が身に着けると「赤じゃない」、緑も「布!」という感じが強すぎて高級感が出ない。

こうして、春が一番はじめに落ちました。


2.秋と冬

次に比べるのはこの2つ。

特徴的だったのはやっぱり黄色です。秋の人には必ず似合うというマスタードをあててみると、もう黄色ではない。本当に似合わなかったです。黄土色と言えばまだ良い方、もっと汚い色に見えました。

青も緑にしか見えないし、赤だと地味になる。ピンクだと着せられている感じがする、着られちゃう。緑も濁った色に見える。

秋はわかりやすくサヨナラです。


3.夏と冬

最後はこの2つ。

この時点で怪しさを感じてきていましたが、一応私は夏の民…。

まず夏のピンク。悪くない。
顔色も黄色くならないです。

でも、黄色をあてると。
やっぱりわかりやすくボヤっとする。見学者から再度「黄色に見えない!」の声。顏の血色が無くなっているのが自分でもわかりました。

そして夏の赤色、ラズベリー。
赤ではなくピンクの色が強く出てしまうので「若作りしてみえる」可能性があるとのこと。

鏡の中の自分を見ても納得でした。特に歳を重ねた時に顕著になりそうな気配。


こうして、夏も消えました。



診断結果は…… 

さて、ここまでくるとお察しの通り。

私のパーソナルカラーは「」でした。


え、冬!?

私はそのときまで「夏」の人間として生きてきました。昨日CHICCAの夏色グロスを買いました。Diorの夏色リップも買いました。まさに夏色!と思ったmameの春夏コレクションも買いました。

冬色は大好きなんだけど…頭のなかは混乱です。

診断の中で戴いたコメントはこんな感じ。

・冬の色だと落ち着いて上品に見える。高級な色に見える。
・冬色だと目、顏の輪郭がはっきりする。目がキラキラして見える。
・強い色だとしても色が前に出ない。負けない。
・くすんだ色が苦手。濁っているのがダメ。
・彩度が高いのが似合う。
・明度が低い、濃い色が似あう。

このなかで自分でも納得感が特に強かったのは「冬色だと目がキラキラする」というもの。強い色の方が目がきれいに見えました。

それにしても「くすんだ色が苦手」とは…。



全員が誤審だった

「以前は何と診断されたんですか?」と先生。

夏です、と答えると

「ええええええー!!!!!!!!!!!!!絶対冬、冬、冬…!!!」

と、傍で見ていたお姉さんが叫ぶ。

先生も「夏と言われていたとは思わなかった。そうでしたか、驚きですね…。」と。

この周りの反応を受けて「ああこれは夏じゃないんだわ」と悟りました。その瞬間、頭の中で最近買った夏コスメ・夏服の勘定をはじめてしまいましたね。


そしてびっくり、
診断を受けた3名全員が誤審でした。

夏だった私は冬に、夏だった女の子も秋に。そして春と診断されていたお姉さんは夏に。それぞれ転生です。


でも、最終的な診断がおりたとき、自分のことはともかく、他の2人については「うん、間違いない。」と心の中で思ったんですよね。

それくらい、他のタイプとの差が顕著に感じられたんです。これは面白い体験でした。



肉眼を侮ってはいけない

というのも、どうやら人間は「人の事はよくわかる」らしいのです。

なぜかというと、肉眼で見ているから。人に似合う物はわかるのに自分のことだけがよくわからない。それは自分の姿を肉眼で見られないことに起因するのだと先生。

見る側の時は本当にわかりやすかったです。
たった布一枚で変わりゆく2人を見るのは面白くて面白くて。

同じ布なのに高級感が変わるのですよね。似合う色の布をあてているときは、その布にしっかりとした厚みがあるように感じられる。でも、似合わない色だとペラペラの布に見えちゃう。

はじめこそ何が何だかわからなかったものの、だんだんと目が慣れてくるとその違いが手に取るようにわかるようになりました。似合う色を身に着けている時とそうでない時とではその人も、布も、品格が変わる。

それはもう、大袈裟でなく、魔法のようでした。


グループ診断でよかった

もちろん個別診断にもメリットがあると思うのですが、私はグループ診断が合っていたなあと思います。

再審だったからというのもあるのですが、私のように「夏」と言われたら「夏」と思い込んでしまうタイプの場合、先生1人に言われるだけでは疑ってしまう気がするのです。

その場では納得できた気がしても何回も「本当はどっちのほうが正しいんだろう…」とまた迷走をはじめそうで。

でもこうして第三者の方にも診断を見てもらい、反応をいただけると納得感が増すんですね。裁判でいう証人のような。本当にありがたかったです。


こうして、私の冬としての人生がはじまりました。



そしてつづく

ここまで長い文章をお読みいただき、
どうもありがとうございました♡

ありがとうございます。未来ある推しに全額還元します。