見出し画像

「住む場所」の多様性

なかなか面白い記事を見つけました。

自分は全く同感です。その説明をします。

「同一労働同一賃金」という考え方があります。

この元となったのは、世界人権宣言です。

この世界人権宣言の以下の記述が「同一労働同一賃金」の考え方です。

すべて人は、いかなる差別をも受けることなく、同等の勤労に対し、同等の報酬を受ける権利を有する。

この「いかなる差別」というのは何でしょうか?

Wikipediaには例として「性別、雇用形態、人種、宗教、国籍」が書かれています。これ自体はもっともです。

しかし自分はこれでは足りないと考えます。

それは住む場所です。

エンジニア職で、東京と地方都市で300万円以上の給与差で募集している会社があります。現在も。求められるスキルも全く同じです。

どうみても差別じゃないですか?

これが例えば「お金がかかるから手当てを出す」ならまだ分かります。家族手当とか寒冷地手当という実例もありますし。でも日本では家賃以外はどこに住んでもさほど変わりません。なのでせいぜい年間100万超えることはないでしょう。

自分は前職は愛媛の小さなSIerでしたが、給与は首都圏と比べても引けを取らないものでした。現職(株式会社メンバーズ)は地域格差をゼロにしています。

そういう企業に勤めている自分からすると、地域によって差をつけているのはハッキリ言って「論外」なんですね。この企業は差別をしている。そう感じます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?