【ドラクエⅠ②】勇者って確定申告するのだろうか？【確定申告】

□前回のあらすじ

□勇者は、本当は確定申告している

街の運営には、お金がかかる。ドラクエのゲームの話である。
あれから、いろいろ考えたんだ。
やっぱり、勇者って、確定申告をしていると思うんだよね。
勇者だって個人事業主、ちゃんとした一人の納税者だもんね。
街の公共サービスのために、どこかで納税しているに違いないんだ。

でも勇者は、ゲーム内で確定申告している様子はないよね。
いったい、いつ確定申告しているんだろう･･･
そこで、知り合いの税理士さんに相談してみたんだ。そしたらさ
「きっと勇者は竜王を倒した後に、確定申告しているんだよ」
って教えてくれたんだ。

なるほど、冒険の順番がこうなっていたんだ。
「冒険の始まり」→「竜王を倒す」→「冒険の終わり」→「確定申告」
だから「勇者の確定申告」をゲーム内で知ることが出来ないんだね。

□冒険を始めるタイミングについて

となると、冒険を始めるタイミングが大事だよね。
確定申告は、年1回、行わなければならないんだってさ。
その締め日が、毎年12月31日なんだ。
竜王を倒すのは、その日の前にしているはずなんだ。
そうしないと、ゲーム内で確定申告をしなきゃならなくなるもんね。
さすが勇者。
「問題を長引かせてはいけない」ということを教えてくれるんだね。
うっかりクリスマスに冒険を始めてしまったら、期間が短くて大変だもんね。

□確定申告で街は豊かになる

ということは、最後の王様の台詞を変えなきゃいけないね。

「そなたこそ、このせかいをおさめるにふさわしいおかたなのじゃ
わしに　かわって　このくにを　おさめてくれるな
そのために、これから確定申告をしなさい」

というのが正しい、ということになるよね。
ほらね、やっぱり勇者は確定申告しているんだ。ありがとう。
勇者さんの納めた税金で、街は豊かになっていくんだね。
今度、詳しい確定申告の方法を税理士さんに聞いてみようっと。

（③へ続く）