「何が解らないかワカラナイ」ときに対処する方法
これはシゴトでよく起こる「何が解らないかワカラナイ」ときに役立つ対処方法です。しかし世の中には解決しない事の方が良いことがあるので、最後まで読んで役に立ててもらえたら嬉しいです。
池松潤(いけまつじゅん)
コミュニケーションデザイン / 文筆家 /大手広告会社員時代から雑誌コラム連載・ビジネス書を執筆。※登壇・イベント情報は⇒コチラ
「何が解らないかワカラナイ」ときに役に立つのは以下の3ステップです。
◆1st ステップ
7W3Hの疑問からdetail(詳細)が把握できます。
1:When(いつ)
2:Where(どこで)
3:Who(だれが)
4:Whom(だれに)
5:What(何を)
6:How(どのように)
7:How Much(いくら・価格や価値)
8:How Many(どのくらい・規模)
9:Why(なぜ・真意)
10:What became(どうなった)
◆2nd ステップ
俯瞰する。細かく分解するのではなく神の視点から眺める。
1:motive(動機や意味)
2:from when(いつから)
3:background(その背景)
◆3rd ステップ
核心(問題の癌)を本質的に把握する。
1:structure(問題の構造)
2:core(問題の核心)
3:360 Solution(360度で解決方法を考える)
◆オプション
状況の把握と核心や本質を把握したら、アウトプットについて考える。
1:解決方法のメリデメを考える
2:解決方法を発表Before/Afterを考える
3:解決方法のアウトプット方法を考える
4:タイミングをはかる
ほとんどの場合「何が解らないかワカラナイ」が最も分からないコト。
▼ だんだん 「何が解らないかワカラナイ」が分かってくると困難なコトでもほぼ解決できる
▼ しかし 「何が解らないかワカラナイ」構造がヤバいことが解って振り出しに戻る
▼ なんだかんだ 「何が解らないかワカラナイ」ままにしておくコトが良かったりする
▼ だから 「何が解らないかワカラナイ」は難しいね。というオチになる
▼ 結局 「何が解らないかワカラナイ」ことは解決できない・しない・させない・な構造が繰り返されてシゴト魔界が出来上がる
▼ そして誰も触れなくなる
なぜ「何が解らないかワカラナイ」状態が生まれるか?
▼ 閉鎖社会 ・閉鎖的コミュニティである←ほとんどの原因がココ
▼ しがらみが多い←ほとんどの原因がココ
▼ シンプルな解決策は無い
▼ そもそも「 擦り合わせ能力」が高い
▼ 誰もリスクを取らない
▼ 構造問題を解決しても誰も得をしない←ほとんどの原因がココ
▼構造解決への インセンティブ設計ができない
▼ 答えがないのが答えだと悟る
▼ そしてシゴト魔界がゾンビ状態で残る
▼ 誰も触れなくなる
これはシゴトでよく起こる「何が解らないかワカラナイ」ときに役立つ対処方法でした。世の中には解決しない事の方が良いことがあるので、自分のアタマでよく考えて役に立ててもらえたら嬉しいです。
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