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中高年の副業


定年退職の制度も色々変化して、60才、65才、70才などと人によって、または会社によって仕事納めを迎える時期が違う。

今のコロナ禍においては、理不尽な事で退職を求められたり会社自体がなくなったりと、まあ大変。

若い人ですら職を失っているこの時代に、早々と年金生活に入ったところで、生活はキツキツで、遺族年金で生活をしているサチコママは、生活保護とさほど変わらない金額でこの先を細々と生きなきゃならないんだから、第2の人生が薔薇色とは言えないのだ。

そこで誰もが考え始めるのが、副業!で少しでも収入を増やしたいと思う気持ちと、願わくばきつく無い仕事で、これからもずっと無理なく続けられる仕事が見つかればと思っている。

しかし、ほとんどの皆さんが仕事一筋で40年以上も生きてきて、全く違う畑の仕事をスタートをする羽目になったり、ITなど難しい仕事を避けて仕事を選ぶとなると、大まかに男性は警備会社のアルバイトで、女性は清掃員のパートくらいのもんだろうか。

かの青春時代には、まさか自分達が年老いて警備員や清掃員に収まるなんて想像もしなかったはず。警備員や清掃員を馬鹿にするわけでは決していない。

リタイヤした人間は、大まかにグループ分けされているような気がしてならない。

そりゃ、現役の時にコツコツ貯金をしてきて、たくさん蓄えがあるなら別だ。リタイアのない自営業なら別だ。でも自営なら厚生年金が無いのだから、老後の対策をしっかりしている人以外は例外なく何らかの収入が欲しい。

パートやアルバイトの面接に行っても、今じゃ若い人も職を得るのに大変だから人数が決まっているなら番は回ってこない。

本日、サチコママはシルバモデルの面接をしたのだ。

とあるサイトに紹介された会社に応募して、写真やら書類をメールに添付して送って、本日のオンライ面接に漕ぎ着けた。

しかし、会社の説明書類にこう書いてあった。

「ご契約に際しては合格ランクに応じて5万円から60万ほどの初期費用がかかります。ただし、経験や素養に応じて同費用の免除又は減額の制度を設けております」最近、シルバーをターゲットにした、このようなタレント、エキストラ事務所、声優募集の広告がやたらと目につくようになった。

どうせ暇で、何なら面白そうだからボランティアでやりますよ!とルンルン気分のシルバー世代から、あの手この手で年金すら巻き上げようとする輩がいる。

当選しました!の後に、素人さんだから、表に出るにはレッスンが必要です。色んな作法も覚えなくてはなどと様々なレッスンを受けさせて、気がついたらお仕事ところか、一緒に騙された仲間たちと励まし合いながら、不思議な連帯感も出来て、そのグループで楽しいなら別に良いかと思うようになる。

面接はリモートで、パソコン越で何枚か写真をパチパチ撮られて、若い女性スタッフ2名が煽てながらいくつかの質問をしていた。結果は何日か後に書面で郵送されるらしいが、私としては、本気でこれで仕事に結びついて稼げるようになるなど思っていない。ただこの過程が面白いのだ。勿論、書面にお金を要求する文書が書いてあったら、即辞退をするつもりだけど、どう言う判断をされるのかを待つのも刺激があって良い。

こうやって、今日の1日も楽しかった!さあ、次は糖尿病クリニックの担当の先生に会いに行ってこようかな?最近16時間ダイエットを3ヶ月ほど続けているが、体重も体脂肪率も変わらなくなった。

安定していると言えば良いだろうけど、美味しいものに目が無い私からすると、16時間も我慢を続けてやっとこの数値なら、これがマックスという事だから、何にも面白いことはない。とにかく、本日の診療で先生を騙すためには、ご飯を最小限にして耐えよう。診察が終わったら、焼肉の食べ放題でも食べにいくか!!

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