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2022年に映画館で観た映画

印象に残った映画、としたいところなのだが、今年は振り返ってみると映画館で観れた本数が10本に満たない。夏から秋にかけてとあるプロジェクトで現場に行くことも多くてなかなか実際に映画館に行く時間が取れなかったのだと思われる。なので全部挙げてしまった。

元来映画館に行くのが好きで、自分の場合は装置としての映画館が好きということになる。つまり大画面と音響だ。つまりは視聴覚的なスペクタクルを求めていくので、感情的な表現の優れた映画などは自宅で独りで見た方が良い場合も多く、優先度は下がる。実際に見返すとそういうラインナップになっている。

以下、上映終了しているものについてはネタバレが含まれているものもあるので気をつけてほしい。

歴代スパイダーマンが登場。まさに胸熱展開である。アメイジングがいじられるところとかも。しかしエンドゲームのアツさには及ばず。(まあそれは当然のことだ。)

主人公の声がシンジくん。逃げちゃダメだ。最近アマプラにも追加された。スピードのメリハリ(タイムリマップ的表現)と一撃の重量感のある戦闘アクションシーンがある作品が好きなのだが(UfotableのFateの戦闘シーンとか)こちらの戦闘シーンもかなり良い。

同じくDCでのリブートである「JOKER」に連なる、暗い感じのバットマン。(まあいつもバットマンは暗いけど、今までに増して。)よかったけど、とはいえ、作品としてJOKERを越えたかっていうとそうでもないな、と。

完全にホラー映画。なんかパンチでマルチバース移動する(違うか)新キャラ登場して戸惑った。次世代を登場させて行ってる感じだね。

比較するものでもないが、シンゴジラの方が好きだった。テンポかな。メフィラス星人と巨大長澤まさみが見どころ。そもそもゴジラファンで、そういう意味ではウルトラマンファンではないので、思い入れ度合いが違うというのはある。

思い立ってサイドAを映画館で観た。その後サイドBも観ようとおもっていたんだけど忘れててまだ観てない。これは別に映画館で観なくてもよかった。ただ、公式映像だからプロパガンダ的な、幸福に満ちた祝祭が描かれているか、、、というとそうでは全くなくて描かれるのは「人間としてのアスリート」と、むしろ「敗北と人生」である。これが公式として作られているという事実がすごい。どういう通し方したんだろう。そこに興味がある。

CGをよく観たい映画の場合は(字幕ではなく絵を見たいので)吹き替えを見ることがよくある。概ねは問題ないのだが、ちょっとこれは失敗だった…。これも1作目の方がいいなぁ。しょうがないけど。ここでも次世代登場。

「ほしのこえ」から考えると、新海誠がここまで大衆娯楽作品を作れるようになったんだなという感慨を覚えた。「新海誠ファン」からするとどうなのかわからんが、非常にエンタメしててちゃんと楽しめる。画面もダイナミック。けどまあ、新海誠に求められているのはこれなのか?はよくわからない。

最近観たので非常に印象に残っている。上映中なのでネタバレは避けるが。そこを掘り下げるか!なるほど!という感じ。そして原作者以外にはできないパワープレー。上映時間の都合上どうしても、原作から削られているシーンはあるが。素晴らしい。音楽もめっちゃ合ってた。

映像はめっちゃいい。というか、この手法・系統での、これ以上の映像ってもはやあるんかな…という領域に達しているように思う。あと1%のクオリティを上げるのがものすごく大変という領域に来ている。3Dでドルビーで観た。海の中のシーンも素晴らしい。ストーリはまあまあ。(ジェームズキャメロンだからみんなわかって観に行ってるので別にいい。)

まとめ

マーベルはエンドゲームで最高に盛り上がり、燃え尽きて(正確にはファーフロムホームまではその余韻があった)、その後たくさんの作品がドラマ仕立ててDisney+で配信されるようになり、ドラマを見る習慣がないのでそこ辺りを一切見れていないというのがあり。それで気分も下がっていて、「シャンチー」「ソー:ラブアンドサンダー」「エターナルズ」「ブラックウィドウ」と映画館モノも軒並み見逃している。そろそろ追い付かねば、、、と思っている反面、ドラマ見るの面倒だなぁというのはある。

推測でしかないが、これは世界で僕だけではなくて、他にもそういうユーザーは多いのではなかろうか。経営的にはDisney+でサブスクさせるのはいいんだろうが、忙しい人にはドラマは無理っていう人も多いと思うので、熱量の低下と離脱を招いちゃってたりしないのかなぁ。一方でドラマ形式が好きな新しいファンも発掘しているだろうし、まあビジネス的には新規獲得の方が重要だったということなのだと思っている。

来年は映画館に行ける機会を増やしたいところ。コロナがどうなってるかわからないけれども。

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