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旧池尻中学校跡地活用シンポジウム開催

令和7年(2025)年から、世田谷区の産業活性化拠点としてリニューアルオープン予定の旧池尻中学校跡地。それを控えた今年、令和6年(2024)は、シンポジウムの開催を通して、住民や周辺事業者のみなさん、テナントとしてオフィスや店舗を構えることに興味を持っていただいている事業者のみなさんと、毎回少しずつ異なるテーマで対話し、より良い場所をつくっていきたいと考えています。

初回となる6月6日(木)のテーマは「公共不動産と官民連携」。
登壇者は、旧池尻中学校跡地活用事業者コンソーシアムの小野裕之と間中伸也に加え、保坂展人世田谷区長がプロジェクトの狙いや期待についてトークします。
また、旧池尻中学校跡地活用事業を多角的に見ていくために、ゲストとして公共R不動産(※)という、まさに今回のテーマである「公共不動産と官民連携」の事例を全国から数多く集めて、発信しているウェブサイトの運営に関わる飯石藍さんを迎え、全国の事例紹介を含めたレクチャーおよび、クロストークにもご参加いただきます。

※公共R不動産:遊休化した公共空間の情報を全国から集め、それを買いたい、借りたい、使いたい市民や企業とマッチングするためのメディアとして2015年3月にスタート。

飯石さんはメディア、伝え手として事例を発信するだけでなく、株式会社nestとして、公民連携による公園活用の事例として知られる「南池袋公園」の運営や、池袋駅周辺の歩道等公共空間においてマーケットやファニチャー設置実験等を進めてウォーカブルなまちをつくるプロジェクト「IKEBUKURO LIVING LOOP」を開催されるなど、実践者としての経験も豊富です。

旧池尻中学校跡地活用プロジェクトに関心があり、どのようなことが行われる予定なのか、どのような関わり方ができるのかなど、さまざまな視点から話を聞いていただき、ご質問やご意見をいただければと考えております。多くの方のご参加お待ちしております。


開催概要
テーマ:公共不動産と公民連携
開催日時:令和6年(2024)6月6日(木)18:00-20:00
会場:世田谷産業プラザ3階会議室
所在地:東京都世田谷区太子堂2-16-7 世田谷産業プラザ
参加費:無料
定員:60名
申し込み:以下のリンク先フォームからお申し込みください
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeINDI9RltOeUWLjSjPcwX734jCvrcQKJ6gu6CgDZHm734Bfg/viewform
 ※応募者多数の場合、抽選になりますのでご了承ください。
共催:旧池尻中学校跡地活用事業者コンソーシアム、世田谷区


登壇者
飯石藍(公共R不動産)
保坂展人(世田谷区長)
間中伸也(事業者コンソーシアム代表 / オールドファッション)
小野裕之(事業者コンソーシアム プロデューサー / 散歩社)


タイムテーブル
17:45 開場
18:00 シンポジウム開始 / 世田谷区長あいさつ
18:05 プロジェクト概要説明
18:10 飯石さんによるレクチャー「クリエイティブな公共不動産活用が
まちの価値を変える」
18:40 質疑応答
18:50 登壇4者によるクロストーク「旧池尻中学校跡地活用の可能性」
    (参加者のみなさんとの対話含む)
19:50 シンポジウム終了
※タイムテーブルは目安ですので当日変更の可能性があります。


プロフィール:
飯石藍[公共R不動産メディア事業部マネージャー/株式会社nest取締役]

公共空間にまつわる実践型メディア「公共R不動産」にて、公共空間活用のリサーチ&情報発信、発注のプロセスデザイン、「公共空間逆プロポーザル」など、公共空間のクリエイティブな活用に向けた様々な事業を企画推進。
また、豊島区の南池袋公園・グリーン大通りを中心とした社会実装プログラム「IKEBUKURO LIVING LOOP」にて、社会実験をハード整備や都市政策につなげ、公共性・寛容性あふれるパブリックスペースを生み出すべく地元企業と協業して推進中。
共著書に『公共R不動産のプロジェクトスタディ  公民連携のしくみとデザイン 』(学芸出版社)。豊田市駅東口まちなか広場選定委員/評価委員(2018年~)、茨城県:偕楽園魅力向上アクションプラン検討委員(2019年)、山陽小野田市:LABVプロジェクト事業パートナー選定委員 (2021年)・グッドデザイン賞審査委員(2021年~) など

間中伸也(事業者コンソーシアム代表 / オールドファッション)
1976年生まれ。慶應義塾大学卒業後、GMSで衣料品の海外生産管理やバイヤーを経て、世田谷ものづくり学校で3年間副校長をつとめる。2007年にハンカチ専門店のH TOKYOなどを運営するオールドファッション株式会社を創業。2009年世田谷で数十年ぶりとなる新規の商店会を設立し現在会長。2011年より全国でも最大級のパンイベントである世田谷パン祭りを企画、運営し、実行委員長をつとめる

小野裕之(事業者コンソーシアム プロデューサー / 散歩社)
1984年岡山県生まれ。中央大学総合政策学部卒。ベンチャー企業を経て2012年、ソーシャルデザインをテーマにしたウェブマガジン「greenz.jp」を運営するNPO法人グリーンズを共同創業。そのネットワークをいかし、16年に東京の伝統工芸の技術をいかしたジュエリーブランド「SIRI SIRI」、17年に秋田の米店や農家と組んだ「おむすびスタンド ANDON」、20年に発酵食品の専門店「発酵デパートメント」をそれぞれのパートナーとともに創業。20年春には、マスターリース運営会社として株式会社散歩社を創業し、現代版商店街「BONUS TRACK」を下北線路街にて開業。同施設でグッドデザイン賞ベスト100(21年)。その他、いくつかのブランドや店舗に出資、経営、アドバイザリー参画や事業売却を経験。目下、世田谷区にある旧池尻中学校(旧世田谷ものづくり学校)を創業支援型複合施設にリニューアルすべく奔走中。


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今回のプロジェクトの運営事業者や主要な企画メンバーが集まり対談を行いました。どんな場所にしていきたいのか、プロジェクトと関わるきっかけや背景など、それぞれの思いやビジョンを話しています。是非ご覧ください。

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