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【363日目】「最貧困女子」を読んだ感想

不動産投資を勉強中のイケです

鈴木大介著 最貧困女子
を読了しました。

これが100%本当のことであると仮定すると、かなり辛く悲しく、そして大きな問題というのは表に出にくいのだなと感じました。見える問題というのはまだ良い方なのです。

誰もがそれを「社会問題」と捉えられれば、なんとかしなければと動きやすいでしょう。しかし、ここに書かれている問題は誰もが共通認識をするとは限らないことです。誤解を生みやすいし、当事者自信の育ちの環境の影響で大きな問題と捉えられなかったりするため、社会全体がスルーしがちです。

Twitterの不動産投資クラスターのツイートを見ると、築古アパートの大家さんは貧困者に安心した住まいを提供することを自分の役割として経営している人もいます。もちろん、ボランティアではなく築古なので家賃を低くする必要があるため、供給側の事情もありますが。生活保護をしっかりと受けられるだけでアパートに入居することができるのに、この本に書かれている女性たちはそれも叶いません。

一時、自己責任という言葉が頻繁に使われることがありました。しかし、この貧困女子の問題は自分の問題ではないです。子供の頃から劣悪な環境に晒されていたわけです。子供に罪はない。

私は風俗に行ったことがないです(キャバクラならあるけど)。もしソープやデリヘルに行ったことのある人なら、もしかしたら貧困女子に出くわしていたかもしれません。すごく稼いでいるのはごく一部です。

日本がこれ以上貧しくならないようにどうしたらいいのか、深く考えさせられました。

私は、貧困者には強制的に生活保護を受けさせられないのか?と考えました。税金を使いますが、それらは生活に必要な消費に充てられます。無駄金ではなく、経済を回すことにつながると思います。そんな簡単ではないと思いますが、多くの人がこの問題に触れられれば良いと思いました。

それではまた

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