長く歩けない
財布がない!!
続きは編集後記で。
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100歳まで歩くを伝える理学療法士、池上ゆゆ
病院に来る患者さんで、歩いていると足がだるくなり、ちょっと休むとまた歩けるようになる方がいます。
これは、足の血管が狭くなり血流が悪くなったことが原因で起こります。
こんな症状がある人は、1度循環器内科か心臓血管外科で診てもらいましょう。
脅すわけではないですが、最悪の場合は足が壊死してしまう可能性もあります。
(壊死とは、細胞が死んでしますことをいいます)
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どうして血管が細くなるの?
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私が理学療法士の学校で病理学を習っていた時に、先生が話していたことが衝撃的だったのですが、「20歳を過ぎたらみんな動脈硬化がある」と言っていました。
20歳で動脈硬化があるようです。
46歳の私の血管内は、だいぶ狭くなっているでしょう。。。
動脈硬化とは、血管の中にヘドロがこびりついたような状態になったり、血管自体が細くなったりした状態です。
本来血管は、ゴムのような構造で伸縮性があり、その中を血液が通っています。
年齢とともにゴムのような血管が硬くなり伸び縮しなくなります。
その上、血管内がドロドロで流れが悪くなったり、血管内にコレステロールがくっついてしまい血液がスムーズに移動できなくなります。
こうなると血液が流れにくくなります。
地球には重力があるので、足から心臓に血液を戻すのが大変になります。
伸び縮みしなくなった狭くてヘドロがこびりついた血管の中を、重力に逆らって心臓に血液を戻すのです。
そりゃあ、大変ですよね!!
足の血管、お疲れ様です!!
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どうすればいいの?
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理学療法士から言えることは、歩いてください!です。
休みながらでも歩く必要があります。
ただし、じっとしている時にも足がだるくて痛い時はお医者さんに相談しましょう。
脂肪がエネルギーとして使われるのには、運動を始めて20分以上たってからです。
なので、運動を始めて20分からが燃焼の始まり=あなたのスタートと思って運動してください。
そして、食べ過ぎないことタバコを吸わないことも重要です。
自分の足で歩き続けるために、出来ることから始めましょう!!
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編集後記
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子どもが帰ってくるなり、財布がない!!
遊びに行って落として帰ってきたようです。。
閉館時間まで30分、急いで電話して探してもらうと「ありました!!」
急いで取りに行きました。
子どもは、無表情です!?
後で話を聞くと、戻ってくると思っていたと。
やるな~!!
親の方がハラハラするので、次からは気を付けてほしいです。
また次回。