特別でも何でもないよって話
学びの旅を始めて約3か月。
行く先々での出会いに恵まれて、自分のみている世界が広がる感覚にわくわくする毎日。
大学や長年の友人、後輩、そしてお世話になっている何人かの先生と情報共有をするときに、「すごいね~!その行動力かっこいいね~!」ってよくいわれる。
たしかにみんなの描くようなルートで道を進んでいない私はかっこよく、新鮮に感じられるのかもしれない。
でもわたしは、その言葉を聞くたびに、こころに引っかかる何かがあるんだ。
(”別にすごくもかっこよくも、えらくもないんだよなあ。”)
正直言うと、選択肢がただこの道しかなかっただけなんだ。
大学3・4年の時。
就活やとりまく社会に違和感を抱いて、自分にも合わなくて、どうしよう、、と困り果ててた。悩んで悩んで苦しくて仕方ない時期だった。そんな中いただいた会社の内定は、もちろんうれしくもなかった。
でもどこかあきらめの悪い自分が足を引っ張る。どうにかしないと!!って気持ちがふつふつと沸いて冷めることはない。
だから、とにかく気になる場所には足を運ぶことをやめないように今思えばしてたなあ。(あの時の私、ありがとな)
あの時の自分の行動のおかげで、考え方がガラっと変わる人たちの出会いにもたっくさん恵まれて、全国の地域に滞在しながら学ぶ今のわたしに至る。
正直なところ、わたしはあまり強くないから、みんなと同じレーンから逃げ出したんだ。でもあきらめもよくないから、新しい道を開拓するしかねえ!!って必死で。その限られた道が現在のわたしなだけで。
とくにできることも少ないし、弱い部分もたくさんある。だけど、そんな私だからこそできることもあるんだって信じたい。そういう風にいつでも自分のした選択に自分が味方でいたいんだ。
不安になることももちろんあるけれど、あの時、今の生活を決断したわたしを後悔させるわたしではありたくない。少なくとも、味方でありたいの。
まあだからね、はたからみたらとても特別な感じにみえるのかもしれないけれど、そう思っているあなたと何ら変わらない人間なんです。全然弱い人間なんです。うん。それが言いたかった。
だけど、今の自分に耳をすます生活、すごく豊かですよ。
いけだ
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