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1万時間の法則は一流になる基準?3年まず続けてみる価値とは!

1万時間の法則とは

特定の分野でスキルを磨いて一流として成功するには、1万時間の『練習・努力・学習・鍛錬』が必要ということを提唱したものが、1万時間の法則です。提唱者はカナダのジャーナリスト、作家のマルコム・グラッドウェル氏です。著書の中の「天才! 成功する人々の法則」がベストセラーになり、世界で広く知られることになりました。この本の中で有名な名言が「1万時間とは、偉大さを示すマジックナンバー」という言葉が流行しました。そして、この説が提唱された後、あらゆる研究者によって議論が行われています。果たして1万時間も必要なのか?この説は単純化されている!など、と意見も多く飛び交うこの1万時間の法則を僕なりに、解説していこうと思います。

僕は1万時間を費やすと、「プロ」になることと定義します。

この「プロ」の意味は、プロフェッショナルということです。つまりその能力で社会的に価値を与えられるということです。具体的に言うと、価値を与え、誰かを感動させたり、お礼に報酬を受けることができたり、人に教える立場になることを指します。この法則を聞いて、1万時間ってどれぐらいかかるんだろう?と思った人も多いと思います。まず、1万時間がどのぐらいの時間がかかるのかを計算してみました。

1万時間続けるにはどのぐらいの月日が必要か

大まかな計算をすると大体以下の数字になります。

◇毎日3時間ずつ・・・約10年
◇毎日4時間ずつ・・・約6年10か月
◇毎日8時間ずつ・・・約3年5か月
◇毎日12時間ずつ・・・約2年3か月
◻︎週末8時間ずつ・・・約12年
◻︎週末2時間ずつ・・・約48年

会社員の方の勤務時間はおよそ8時間が平均的だと思いますが、この場合、約3年5ヶ月あれば1万時間に達します。会社員として一人前になるには、約3年が必要ということです。3年目までは若手、4年目からは中堅と呼ばれる会社もあるのではないでしょうか。次に、週末だけで1万時間にしようとすると、土日で8時間ずつ時間を充てることが必要になり、12年間継続するためのモチベーションを保つのは至難の技かもしれません。また、週末2時間だけでは48年かかってしまいます。ですので最低でも毎日の習慣として毎日3時間〜4時間を継続して10年未満で達成する計画を立てること、そうすれば現実的に1万時間を達成する可能性が見えてくると思います。

3年継続してみるということに疑問を持った大学生時代

親や、学校の先生に「会社に入ったらまずは3年は続けること」と言われたことを覚えています。なぜ3年なのか?1年ではダメなのか?と考えたことがある人は多いんじゃないでしょうか。僕もその一人でした。社会人になると、周りのほとんどの人が何の疑いもなく同じ行動をしている様に見えてしまうことに対してどこか理解できない気持ちがありました。その時にこの法則を聞き、同じ1万時間でもただ時間が過ぎるのを待つのではなく、自分ならではの体験や、経験、努力を積み重ねていくことが人生においては重要なのだと考えました。同時に、この1万時間を使えば何かのスペシャリストになれるかも!と感じ始めた時期でもありました。

自分の時間をどこに使うかで何者になるかが決まる

今の自分の延長線上に将来の自分がいます。今自分やっていることが、自分の人生を作り上げ、何者かになるのです。単に時が流れることによって自分の将来が出来上がるのではなく、未来の自分を今の自分がコントロールできると思うとワクワクしてきませんか?時間は有限で、時間は命ともいえます。そんな大切な時間だからこそ、何に使うかを決めましょう。

自分自身は何がやりたいのか、何年後に自分がどんな人間になりたいのか、もし目標が明確に決まっているのであればやるべきことを実践していきましょう。この1万時間の法則に従い、その目標に向かって計画を立てた上で、目標から見て1日に何時間実践するのかを決めましょう。そして、その実践すると決めたことを継続させてください。自分の理想通りの人生になっていきます。

1万時間に対しての「覚悟」

「1万時間を過ぎても何者にもなれなかったらどうするんだ」という疑念を持ったまま、努力や鍛錬を行うか迷っている人は僕の感覚的にチャレンジさえしないケースが多いと思っています。「努力しても意味がない」「継続しても僕は才能がない」と思い込んでいる人にお勧めしたい考え方ががあります。期限を切る覚悟をするということです。毎日自分のために使える努力の時間から1万時間が経つまでの期間を割り出し、その期間中はプロになった自分で最大のチャレンジをすることを決めます。キャリアアップ、独立、新しい部署の立ち上げなどの目標設定をしておくのです。継続できない人はゴールを設定していないことが多いからです。まずチャレンジする時間を自分に与えると決めるのです。

例えば、長距離マラソンというスポーツであれば、42.195キロ先にゴールが設定されているという目的があるので走りきることができます。そのゴールがなければどうでしょうか?マラソンとして成立しないですよね。だから、目的や目標設定をしておくと、自分がその決めたことに動かされます。その行動が、自分を奮い立たせ、継続できる自分を作っていくのです。

成功するまでやり続ける

新しいことを始める時、人間はワクワクするし、新鮮な気持ちになります。誰もが理想の自分の未来を描くとワクワクします。しかし、そのワクワクするというモチベーションだけで継続しようとすると途中で断念してしまう人がほとんどです。原因とは『慣れてしまうこと』だと僕は思います。新しいワクワクした感情や、期待に慣れてしまい、次の日にはワクワクがなくなってしまうことはありますよね。継続できる人と、継続できない人の違いは自分が継続できるような仕組みづくりにあると思います。

仕組みづくりなどについては下記のブログに書いてあるので読んでみてください!


最後の格言で締めていきます。

努力した者が全て報われるとは限らん。しかし! 成功した者は皆すべからく努力しておる
漫画:はじめの一歩 鴨川 源二(かもがわ げんじ)鴨川ボクシングジム会長

はじめの一歩という漫画の中で鴨川会長が言った言葉です。僕は、自分が諦めそうになったり、困難に遭遇した時はこの言葉を糧にして何度も窮地を乗り越えてきたことを思い出します。諦めるのは簡単です。何が正解か?とかいう世界観ではないですが、継続無くして、大義は為せません。自分の目標設定、ゴールを達成する人生にしましょう!

まとめ

1.1万時間を使いたいと思うところに一点集中すること

2.成せば成る、成るひとは皆努力していること

3.成功するまでやり続けることが成功する要因


以上です♪

数あるブログの中からお読みいただきありがとうございました(^O^)/

個人的なコンサルティング、組織的なコンサルティング、周りの人間関係や、コーチング、などについての質問があればなんでも受け付けています。時間のある限り、何でも答えさせていただくつもりです(^_^)v

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田中雄大 1993年生まれ。株式会社Grandeur代表取締役。25歳で独立。若手起業家として活躍している。現在、アパレル事業、人材事業、不動産事業など、様々な事業を立ち上げ。ブログを開設したのは、自分が体験してきたものをお伝えてして、独立したい、起業したい、今仕事に悩んでいる人、もっと仕事ができるようになりたい人、僕がどんな人か興味がある方などに何かお役に立てればと思いはじめました。という目線でお伝えてさせていただいてるブログです。

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