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ラブレターシステムの提案  ー学習者の発表の評価システムの一例としてー


総合的な学習の時間にしても、探究活動にしても学習者が、発表する機会はたくさんある。

この評価をどうするか。いろいろな方法があるが、私が採用しているのは、ラブレターシステムである。

教師が評価をするとなると、良いところとダメなところの両方とも担当することになる。これはなかなかやりにくい。

学習者からしてもダメなところ言われた後に良いことを言われても、なんとなくなぁと思うし、逆の順で言われてもやっぱりなんとなくなぁということになるのではないかなと思う。 

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ラブレターシステムは、簡単だ。

1.教師は基本的に改善点の指摘をする。
2.発表を聞いていた生徒たちは、その発表の良いことだけをポストイットなどに書く。
3.発表が終わったらそのポストイットを発表者に渡す。このポストイットがラブレターである。

こうすることによって良い点を指摘する生徒と、改善点を指摘する教師等に分けることができる。2人格になる。これがなかなか良い。

まぁ、端的に言えば、教師が悪いもんをやって生徒が良いもんをやるということである。それで良い。教師はそれで給料もらってるわけだからそれでいいと思っている。

ラブレターシステム、私は大学では、模擬授業の後に採用している。模擬授業を終えた学生たちからも、かなり好評である。お試しあれ。

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