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こどもの、こどもによる、こどものための選挙。【企画書から公開して実現しちゃおうnote】

企画書から公開して実現しちゃおうnoteとは?

これは、「企画書を公開した方が実現確率があがるんじゃないか?」という仮説のもとで行っている、note上での公開プレゼンです。

企画を初期段階から公開した方が、

○ みんなの反応が分かるんじゃないか?
○ 詳しい人からアドバイスがもらえるんじゃないか?
○ 実現するための仲間が出来たりするんじゃないか?

つまり、実現に近づくのではないか?と考えました。詳しくはこの記事を御覧ください。

今回は、第3弾の公開実験です。


こどもの、こどもによる、こどものための選挙。

こどもの主体性について、友人と話している時に、ふとこんな会話になりました。

大人が投票する選挙は事前にだいたい予想はついてますが、もしこどもだけが投票したとしたら、どんな人が選ばれるのか?そんなことを妄想してみました。

「こどもになんて選べないよ」という意見もあるでしょうが、いや、ちょっと待てよ、と思いました。もしかしたら、変な事情やしがらみもなく、純粋に人物や政策をみて、こどもでも分かるような言葉でメッセージを打ち出せる政治家が選ばれるのかもしれない。

こどもは時に、素朴だけど鋭い疑問を持ったりします。僕ら大人が「これまでの慣習だから」「しかたないから」と、何も考えなかったようなポイントに、純粋な疑問を投げかけたりします。そんなまっすぐなこどもの目で政治家を選んだとしたら、もしかすると良い未来につながる可能もあると考えました。

なぜなら、未来を担うのはこどもたちです。得票数の多いシニアより、大人よりも、これから長い人生を歩むわけで、未来をつくるのが政治の仕事だとしたら、その影響を最も受けるのがこどもです。

しかし現実には、投票率は低下し続け、特に若者の投票率は3割程度まで落ち込んでいます。

若者をターゲットにした投票率向上のキャンペーンも成果が出ておらず、選挙権の18歳への引き下げも、芳しい結果になっていないのが実態です。
でも、無理やり投票させる前に、もっと大切なことがあると思います。

選挙権を持っていなくたって、自分で未来について考え、その声を政治に届けることはできます。それが一人だったら小さなパワーかもしれません。しかし、何百、何千のこどもの声が可視化されれば、それが大きな塊りとなって、何かが変わるきっかけになるかもしれません。変わらなかったとしても、選挙で投票した経験や誰に投票するのかを自分で考えた経験は、きっとこどもの未来につながると思います。

まずは僕の住んでいるこの茅ヶ崎で、実験をしてみたいと思います。2022年11月に行われる茅ヶ崎市長選と同時に「ちがさき こども選挙」を実施してみようと思います。

こどもが聞いて、こどもが伝えて、こどもが選ぶ。立候補者にこども自らがインタビューして「聞く」。その内容をこどもの目線で「伝える」。そんなこども視点の候補者像を通じて市長を「選ぶ」。

まずは、立候補者を僕ら夫妻が運営する「コワーキング&ライブラリー Cの辺り」に招いて、こども自らがインタビューをします。その様子も公開配信したいです。

そして、インタビュー内容をもとに、こどもの視点で「こども選挙新聞」を制作。学校で配布したり、WEBメディアとして発信して、茅ヶ崎中のこどもたちに伝えます。

選挙当日は、「こども選挙投票所」を設置して投票してもらいます。ネット投票も検討します。投票結果を集計し、市長選の結果発表の後に公開します。

※実際の市長選より前に発表することは法律で禁じられているようなので、後に発表にすることを想定しています。

投票には、その候補者を選んだ理由や想いを記入してもらい、その声も含めて各候補者に届けます。当選した市長だけでなく、落選した候補者にもちゃんと届けようと思います。

こども選挙の狙いは、いくつかあります。

まずは、こどもが政治に興味を持ち、街のことを考えるきっかけになること。
こどもが聞くと難解な回答は出来ないので、候補者が分かりやすく応えてくれること。
それをまとめれば、大人にだって分かりやすいコンテンツになるかもしれないこと。
こどもが投票するんだったらと、大人の投票率も上がるかもしれないこと。

そして、実際の選挙とこども選挙の結果が違った場合、なぜ違うのかという声が市政に届く。
選挙結果が同じ場合でも、なぜその市長が選ばれたのかの声が市政に届く。

こども選挙の中心メンバーになるこどもたちを募集して、「こども選挙管理委員会」をつくろうと思います。メンバーは市長候補者にインタビューしたり、「こども選挙新聞」をつくる役割です。

インタビューの事前活動として、ワークショップや勉強会を予定しています。民主主義や選挙についての勉強会や、茅ヶ崎の街についてのワークショップ、市議会傍聴会も想定しています。

と、まぁ、こんな大変なことは僕らだけでは到底出来ないので、大々的にお手伝い係りを募集しようと予定しています。

7月にプロジェクト発表して、「こども選挙管理委員会」のメンバーと、おとなのお手伝い係りを募集。夏休みにワークショップ、11月はインタビューやこども選挙新聞づくりなど、盛りだくさんのスケジュールです。


さぁ、どうなるか。

まだまだ企画妄想段階なので、実際に実現できるのか、どのようなカタチになるのか、本当に投票が集まるのか、ドキドキしています。

でも、この「こども選挙」のことをCの辺りのメンバーの方に話したところ、とても嬉しい反応が帰ってきました。

「おもしろいから絶対やろう!」
「こどもが選んだらどうなるのか楽しみ!」
「主権者教育としてとても意義がある。」
「こどもからしか政治は変わっていかないかもね。」
「ぜひ一緒にやらしてよ!」

今、プロジェクトをスタートすべく準備をしています。
もし、興味を持ってお手伝いをしてくれる方がいれば、改めて募集をかけますので、ぜひよろしくお願いします!

「ちがさき こども選挙」の実施や結果については、またnoteでご報告しようと思います。

面白いと思ってくれた方は、コメント欄やサポートで応援してくださると嬉しいです。まだまだ企画段階なので、みなさんのアドバイスや応援をお願いします!


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