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下町じゆうけんきゅう部:好きなことでつながる、みんなの居場所。

こんにちは!

なんだか急にやることがいっぱいになった上に
娘が歩き回るようになってエネルギーが不足して、
日にちが経ってしまいましたが….
少しずつ下町ゲストハウス「とまりぎ」の準備は進んでいます!!!
(8月には正式オープン予定で頑張ってます。あと少し!)

先月に住民説明会をしたのですが、ご近所のおじちゃんおばちゃんたちに

「こどもの声がした方がええやろ。元気になるし!やろうとしていること、いいことやな!応援するわ!」

と言ってもらえて、何度も涙が出そうになりまして。
いろんなニュースがある中で、こんなあたたかい地域に出会えて、住むことができて、本当に幸せだなぁと思っていると同時に、多くの人にそのあたたかさを体験してもらいたい!と想いを強くしている今日この頃。

さて、今回はそんな「とまりぎ」で宿泊以外の取り組みについての話をしようと思います。最後までお付き合いいただけたら、とっても嬉しいです。

① 下町じゆうけんきゅう部って、なに?


大人とこどもとが区別なく、
フラットにいられる場所って、どんなものがあるだろう。

そんなことを思って過ごしていたのですが、
誰かとふとおしゃべりしている時に
「自由研究」という言葉が出てピン!ときました。

こどもも大人もわかる言葉である上に、
これって興味のあること・好きなことだよなと。

息子が書いてくれた文字をつかって看板を作りました!

「自分の好きなことを大切に」というメッセージを、母が運営しているこどもみらい探求社でも発信しているのですが、
誰でも好きなことでつながる場を作ってみよう!と動き出したのが、この部活です。

部費を払えば、名札がもらえて、場所を自由に使える。
そして、誰かがいる時には看板を出しておき、町のこどもたちも自由に出入りできるという仕組みを構築中です。(もちろん、長田区在住以外の人も部員になれます!)

② 具体的に、どんなことをしているの?


やってみよう!と決めた時、まず初めに町の中学生・高校生に
「なんでも企画していいよと言ったらやりたいことある?」と聞いてみると…

「みんなにご飯作りたい!」
「マジックショーしたい!」
「英語だけしか話せない時間作りたい!」と全員即答。

それ全部やっちゃおう!ということで、すぐに中学生のご飯企画を実施。

(親子のチームワークも抜群!30食がすぐに完売!)

それを皮切りに、大人のやりたい!も形になって、

と、このように様々なテーマで活動しております。

どんな人でも関われるように企画をしているので、
こどもたちも、子連れママたちもいっぱい来てくれて嬉しい限り。

(同級生ママたちも、夜に息抜きできてうれしい〜とノンアルナイトに来てくれました!)

③ やってみて、どうだった?と聞いてみた!

 16歳のマジック好き少年。大人たちがこんなに驚くほどの腕前!

やる前の気持ちは?:
自分にとっての初めてのイベントという事や知っている人も来るという事で緊張しましたが、直前に池田家に紹介してもらった本物の魔法使い まーくんから「魔法使いになったと思い込んでやってみたら?」という言葉をもらって。自分は魔法使いだと思い込んでからは、だんだんと楽しくなって、すごく良い気持ちで本番に望む事が出来ました!

やってみてどうだった?:
自分のマジックを見たお客さんの楽しそうな反応を見て、自分自身も楽しくなりました!

これからさらにやってみたいことは?:
今のところは、秋に高野山に行ってお遍路を締めくくりたい!と思っています。それからはバイクの免許を取ってバイク旅でもしようかなと考えているところです!

と、やりたいことがいっぱいあって、羨ましい限り◎

お母さんからもこんな声を:
「話すのはできるけど、実は文章にするのは苦手な息子。でも、好きなことを通して、苦手なことにもチャレンジしていく経験も大切だなぁと感じることがdけいました。それをひとつづつ乗り超えた時にこそ、自分のチカラになるんだなぁと。たくさんの機会をありがとう!」

(我が子もこんな風に好きなことを見つけて育って欲しいなぁと思える時間でした!)

自分の子以外の成長を見れたり、その姿に息子たちも刺激を受けていく。
大人たちも刺激を受けて、自分の好きなことをシェアしていく。
こういう循環をみんなでつくっていける環境が本当に嬉しくて、楽しくて。

④ 他にもあった、こんな効果。

好きな本を紹介し合う会では、
知ってはいたけど….はじめましての人たち同士が繋がって、長田の南と北の交流が生まれて、別日には町歩きを楽しんでいたり。

(みんなの思考がバラバラで、めっちゃおもしろかった。第2回は飲み会バージョン)

ちなみに、うちの息子も自分で本を選んで紹介していたり。

(前日から張り切って選んでいました!英語ナイトもやると決まってから、スイッチが入っていたるところで外国の人に話しかけてみていたり♪)

アルコールインクアートを体験しに来た子が、自分の職場(介護福祉施設)で取り入れてみたい!と言ってくれたり。

(大人もこどもも関係なく楽しめる。色と風と遊ぶだけなので、上手さが気にならなくていい!)

やりたい自由研究テーマを発表してみたことで、しあわせや言葉について考えるという、哲学的な長期プロジェクトに発展したり。

(自由研究の先生をゲストにお呼びして、普段気になってることをじっくりと話してみた!)

それぞれがどう関わり合い、変化していくのか、とっても興味深いですね〜。

⑤ 今後の展開は、どうなっていくの?


で、下町ぐらし研究所自体の今後はどうなっていくのか?というところですが、

無理せず、焦らず、ゆっくり続けていくこと。

としか決めていません!!
(なかなかそれが苦手な私なのですが、こんな目標を持ってやっています)

共同体っていきものなので、
新しい人が来ると変化することもあるし、しないこともあるし。

そんな共同体を眺めて、おもしろがってみる。
それを一緒におもしろがってくれたり、愛してくれる人がいたら嬉しいなと。

でも、これだけは根拠のない自信があるんです。

きっと、こういう場が今の世の中にきっと必要だということ。
そして、多くの社会課題と言われるものの解決の糸口がここにあるのではないかということを。


この町に出会う人たちを増やして、
あたたかいつながりを体験してもらえたら、
何かが変わるんじゃないか、未来は明るくなるんじゃないかと
日々そのことばかり考えています。

だから私はチャレンジしたい。諦めたくない。
いつか下町教育メソッドとして確立できるといいなと夢見て。

私らしく取り組みを続けていきながら、輪を広げていきます!!!

(先に始めていましたが、月1カフェ企画の「マリアージュ」もママ友たちで得意を生かして、コミュニティの輪を広げていく1つの実験!)

ちょっとでも気になってくださった人がいたら、部のイベントでも、バー SAKAZUKIにでも、ゲストハウスとまりぎにでも、遊びにいらしてくださいね♪
バーや宿の詳細は前の記事にて:
“ 私たち ”から作る、しあわせの循環。〜神戸で「下町暮らし体験」始めるってよ! 〜   https://note.com/ikedafamily_2016/n/n6d0fd251c382

長くなりましたが、今日も読んでくださり、ありがとうございました!
あなたと出逢える日を、楽しみにしています。

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◎家族:池田家|目指せ!日本一自由で開かれた家族
◎母:小笠原 舞 / 保育士起業家・下町暮らし&シェアな子育て研究者
◎父:池田 浩基 / 映像作家、脚本家

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