見出し画像

社内研修会

先日、静岡本社と三島事務所合同の社内研修会を行いました。

それぞれの事務所での業務報告や、新入社員の自己紹介を目的として去年から行っています。

画像1

今年度新たに仲間に加わった5名の社員の自己紹介から始まり、

画像2

業務報告では「施主要望の具現化と配慮について」と「施主との信頼関係の構築のために」をテーマにプレゼンを行いました。

画像3

各事務所の代表者がテーマを決めプレゼンを行うのですが、偶然両者とも「人」に対する内容でした。

設計を行っていく際には、さまざまな「人」と関わっていきます。
お施主様から始まり、公共物件であれば役所の担当者、社内では一緒に設計を進めていくメンバー、現場が始まれば現場監督などなど、あらゆる場面で「人」と関わり、建物を建てるという同じ目標に向かって進んでいきます。

多くの人は、設計者の業務の大半は図面を描く仕事と思っているかもしれませんが、(私も入社するまではそう思っていました)
実際は「人」と関わる場面がたくさんあり、「人」とどう向き合っていくかが設計を進めていく上では、図面を描くことと同じくらい大切なのかもしれません。

私は与えられた条件を満たす建物を設計するだけでなく、「人」と深く向き合うことで見えてくる部分を設計内容に反映するなどの+αの設計ができるように、建築の知識はもちろんのこと「人」との向き合い方も大切にしていきたいです。

そのためには様々な能力が必要になると思いますが、傾聴力がそのうちの一つに挙げられると思います。その人がどういう意図で話しているのか、何を求めているのかなど、ものごとの本質を見抜くことができればより良い提案に発展していきますし、業務も滞りなく進んでいくと思います。

普段の生活の些細なところからそういった部分を意識していくことで、時間はかかるかもしれませんがいずれ身に着けることはできると思います。先ずはインプットの部分=傾聴力を身に着けるということを目標の一つとして業務に取り組んでいきたいと思います。

画像4

コロナ過で社員同士で集まる機会がなくなってしまったため始まった研修会ですが、事務所間での情報共有や交流という意味でも良い場だと思いますので今後も続けられたらと思います。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?