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不自由な靴の脱ぎ履き

こんにちは。
池田 忍です。

入院中に患者さんたちと会話して知ったことがいくつかありました。
現在は病院内では感染防止のために、会話はできるだけ控えるようにお願いされています。
そういった環境の中で数少ない会話で知った実情を書いてみたいと思います。

膝の人工関節手術をされた高齢の男性とお話ししました。
O脚で片脚を手術されたとのことでしたが、術後は左右の脚で1cmほど長さが変わったそうです。
人工関節にすると脚が矯正されて真っ直ぐになります。
そのため脚が長くなるのです。
靴のインソールでその差をカバーすると話されていました。

膝の手術といえば「人工関節」というイメージがあったのですが、同じ病室に入院された方は「骨切り」という手術をされました。
骨を切り、少し角度を変えることによって、比較的きれいな軟骨の存在する外側(外側大腿―脛骨関節)に移動させる手術だそうです。

前十字靭帯損傷で入院・手術ということがなければ、これらの患者さんたちとお話をする機会もなかったと思いますから、貴重な経験をすることができました。

靴といえば自分もケガをしてからは靴の脱ぎ履きに不自由しています。
ケガ直後から手術までの期間はシーネで膝を1か月半ほど固定していました。
膝を曲げられないと靴の脱ぎ履きがこんなに大変なものだとは考えもしませんでした。
同じように靴下も大変苦労します。(靴より苦労しました)
ハイカット(腕を伸ばせば靴に届く)で靴べらを使わずに脱ぎ履きのしやすい治療期間用シューズってないものでしょうか?
あとは足の長さを矯正するためのインソール。
インソールそのものが厚みをユーザーが微調整できる素材でできているのがあれば試してみたいですね。

それでは、また・・・

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