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【今に意識を向けること】〜瞑想のメリット〜

こんにちは。このnoteに出会ってくれて有難うございます。僕は池田豊教。10年の教師人生を経て、本来のやりたいこと『村創り』をしている二児の父です。

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今回の記事は、「今ここ」に心がある状態ってどういうことか。それがいかに大切なことか。についてです。

今この記事を読んでるあなたに質問です。

昨日の晩ご飯のメニューを思い出せますか?
どんなメニューで、どんな味でしたか?
誰と、どんな場所で、どんな会話をしながら食べましたか?

きっと頭の中に、映像が思い浮かべられたと思います。それはどういうメカニズムなのか、量子力学の視点から見ていきましょう。

量子力学とは、簡単に言うと、目にはとらえられない小さな視点で物体を見ていく学問のことです。

僕らの体は、37兆個の細胞がくっついてできており、その細胞は原子がくっついてできています。さらに、一つ一つの原子には原子核があり、その中には、陽子や中性子があります。

ここまで小さくミクロに見ていくと、顕微鏡では捉えられなくなっていきます。そしてさらに小さく見ていくと、素粒子というものでてきており、これらは驚くべきことに、一瞬で移動したり、同時に別の場所に存在できたりするのです。

そして、この素粒子こそが、意識や感情の大元であると学者たちは言います。

顕微鏡でも見えないということは、もう目には見えない世界の話になってくるのですが、理論上これが証明されているんです。

先程、昨日の晩ご飯について思い出してもらったと思いますが、これは、僕らの体の中にある素粒子が時空を超えて旅をしている結果なのです。

素粒子の特徴は、
一瞬で移動できる。
同時に別の場所に存在できる。
と言いました。

これは、
今という時間から、一瞬で過去に移動することができるということです。


僕たちは1日の中で50,000回思考すると言われています。その思考の中で、過去やったことについて意識が向いていることが多くあるのです。そして、これらは無意識下で常に行われています。

例えば、
幼い頃遊んだ公園の情景がふと浮かぶ。
部活で優勝した経験や感情を思い出す。
元カノに言われた一言がふと頭をよぎる。
などです。

思考や意識は止められません。僕らの脳に搭載されているコンピュータは実に優秀です。ですが、使い方を間違えると、非常に厄介です。

その一つが、トラウマを反芻することです。

「トラウマ」とは、過去の経験をネガティブな感情を伴って記憶していること。「反芻」とは、何度もそれを繰り返すことです。

過去のトラウマに心がいってしまい、どうも気持ちが上がらないということは、誰しもが味わったことのある体験だと思います。

「今」に「心」と書いて、「念」です。
「念」がない状態のとき、僕らは「感じる力」を弱くしています。

『HUNTER×HUNTER』という漫画には、この「念」という概念が取り入れられています。「念」は、自身のエネルギーを練り上げることで、攻撃したり、変化させたり、防御したりすることができます。

これは漫画の世界だけの話なのでは?と思う人もいるかもしれませんが、実は現実世界にも存在する概念なんです。


過去のトラウマに囚われているとき、僕らは「念」が非常に弱くなってしまいます。

そうすると、
今何がしたいのか?が曖昧になったり、
やりたいことを具現化できなかったり、
自分の身を守ることができなかったり
してしまいます。

では、どうやったら「念」を意識することができるのか。そのヒントは、マインドフルネス瞑想にあります。

瞑想と聞くと、古めかしいとか、怪しいといったことを感じる人もいるかもしれませんが、意外にも現代社会では取り入れられているものなのです。

科学的にもその効果は実証されています。
Apple社を創設したスティーブ・ジョブズ氏も日本の「禅」からヒントを得て、積極的に瞑想を行っていました。実は日本は古来からあるんですね。僕ら日本人は、いつの間にか忘れてるだけなんです。

マインドフルネスとは、
マインド(意識)が、今ここにフルネス(満ち足りている)状態
のことを言います。

目を閉じて、呼吸に意識を向けてみてください。僕らは今確かに生きているのです。何を見て、何を聞いて、どんな感情が湧いているのか。このことを置き去りにして生きていることがほとんどなのではないでしょうか。

それはなぜか?

実は、エネルギーを多くのものに奪われているからなのです。テレビやスマホの情報。刺激的なゲーム、広告。それらによって日々、僕らは今に心がない状態を半強制的に作り出されており、そこから抜け出す術を忘れてしまっているのです。

では、「念」を高めるとどんな良いことが良いことがあるのか?についてお話ししましょう。

⚫︎瞑想のメリット

⑴ 過去のトラウマや未来の不安に囚われなくなる
⑵ 自分が本当はどう生きたいのかが見えてくる

⑶ しなやかに自分軸で生きることができる

一つずつ説明していきます。

⑴ 過去のトラウマや未来の不安に囚われなくなる
僕らは無意識に今に心がない状態を自分で作り出しています。自分が100人の小さな自分で構成されているとイメージしてみてください。過去のトラウマに囚われているとき、あなたの中の小さな60人は過去に出払ってしまいます。そして、ネガティブになったあなたは、未来もまた同じことが起きてしまうのではないかと想像してしまいます。これで未来に30人が行ってしまいます。つまり、今に残るメンバーはたったの10人。この10人で、今を感じたり、何か新しいことを作り出したりすることは難しいのではないでしょうか。それは文字通り、「残念」な状態です。
こんな時は、過去や未来に出張している小さな自分に「集合〜!」と号令をかけてください。たちまち帰ってきて、100人の小さな自分たちが今のあなたのところに全員集合します。なんだか、自分の体の中心があったかくなるような感覚が持てたら最高です。

⑵ 自分が本当はどう生きたいのかが見えてくる
自分の中にタプタプに揃った100人のメンバーを体感したあなたは、次に「どう生きたい?」と問いかけてみてください。もう少し具体的に言うと、「どんなことが好き?」「今何がしたい?」などです。すると、100人があれやこれや会議を始めます。それは実に賑やかで活力に満ち溢れた会議です。そして、何らかの結論が出たら次にやることがあります。それは、声に出して言ったり、書き出したりしてみることです。念というものは目には見えません。でも確かにあるのです。それを目に見える形にするために、口に出したり、文字にしたりするのです。これを常にやっている人は、「信念」がどっしりとしてきます。「信念」とは、「念」を「人」に「言う」と書きます。あなたの周りで、信念があるなぁという人はいますか?その人は、思っていることを言葉や行動などの形にしていませんか?

⑶ しなやかに自分軸で生きることができる
ここまで来ると、自分の中でぶつかっていた衝突にエネルギーを使わなくて済むようになってきます。それは、他人との衝突にも影響します。なぜ他人の言っていることに過度に反応してしまうのか。それは、あなた自身の「念」が弱待ってしまったからなのです。今の心に意識を集中させると、他人の言動に反応的に生きることを選ばなくなってきます。他人を攻撃したり、逃げたりして身を守るのは本来のしなやかさではありません。それは、心理学で言うところの「闘争」や「逃走」の行動パターンを無意識にやっているだけです。もう闘わなくていいんです。逃げなくていいんです。あなたの人生なのだから、あなたが生きたいように生きればいいのです。「わがまま」ではないのです。「あるがまま」に生きるのです。

いかがだったでしょうか?

僕は、瞑想をするようになってから、「本来の生き方」に気づき、そのための行動がとれるようになりました。

そして、教師という仕事を、セミナー講師に変えて、「本来の自分で生きたい」という人のサポートをしています。

この記事のような文字だけでは伝わりきらない内容を体感し、共に学ぶ仲間と成長していく今の仕事に「誇り」と「情熱」をもって生きています。

1人でも多くの人が、本来持っているエネルギーを解き放ち、自分軸で生きていくことを心の底から望んでいます。

そして、そんな仲間と一緒にコミュニティ『村』を創り上げていく。これが僕の使命だと思って生きています。

最後まで読んでくれて有難う。
あなたの心に響く言葉をこれからも紡いでいきます。

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