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炭火は調味料だと思う。

我が家ではほぼ毎日、家で紀州備長炭を使って炭火焼をするのですが、
もはや炭火は調味料の一つになっています。

この調味料のすごいところは、いつも冷蔵庫にある食材やお惣菜(おすすめは厚揚げとコロッケ)でも、お取り寄せしたとびきりおいしい食材でも、

その食材が持つポテンシャルを最大に引き出して、さらに閉じ込めてくれるところです。


火ではなく熱で加熱する

その秘密は、備長炭が放つ熱にあります。

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備長炭は炎が出ないってご存知でしたか?

(脂が炭に落ちるとジュっと炎があがるのですが、
 脂が乗っている印だ!と楽しんでいます♪)

炎ではないのに熱を発するというとちょっと不思議な気がしますが、
その熱の正体は赤外線です。

紀州備長炭は、製炭の過程で、1000度を超える窯で不純物を燃やし切るので、
炎をあげる可燃物がほとんど含まれていないのです。(炭素含有率90%超)

ということは、もちろん煙も燃えたニオイもでません。

くわしく知りたい!という方はこちらもぜひ読んでみてください。


近&遠赤外線の最強タッグ

備長炭が熾ると、2種類の赤外線が大量に放出されます。

遠赤外線は表面パリっと担当。
食材の表面を素早く熱して旨味を閉じ込めてくれます。

近赤外線は中身フワフワ担当。
あまり知られていませんが、備長炭の表面の灰(セラミック)から出る近赤外線が食材の中まで入り込み、しっかり火を通してくれます。

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この遠&近のタッグによって、素早く食材の温度を上げて旨味成分を逃がさず、びっくりするような美味しさを生みます。


うなぎがパリっと!

ところでもうすぐ土用の丑の日ですね。

買ってきたうなぎの蒲焼き&白焼き、備長炭でちょっと炙ってみてください。とても香ばしく、パリッとした食感が楽しめます。​
(音声ONでこの音を聞いてみてください!)

炭火という調味料、ぜひお試しください🔥

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