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『ふしぎ遊戯』圧倒的画力と異世界転移の先駆け少女漫画

#推しの少女マンガ
というテーマに基づき私がハマった『ふしぎ遊戯』について紹介。

はじめに


大人になった今でも漫画は面白い。
そんな私には小さい頃は男の子は少年漫画、女の子は少女漫画しか読まないというイメージがありました。
今では多様化されあまり読むのに抵抗がない感じとお伺いしていますが、当時は男の子が少女漫画を読んでいるとからかわれる風潮があったのもあり強がってかっこつけていた子供時代でした。

ですがアニメに関しては、少年少女作品関係なく観ていた記憶がある。
その中でアニメの放映がきっかけでしたが、ハマった漫画があることを思い出しました。

その漫画のタイトルは『ふしぎ遊戯


1.異世界転移の先駆け

物語の内容は主人公夕城 美朱と親友本郷 唯が街の図書館にて受験勉強中、四神天地書と書いてある本を開いたことで本の世界に吸い込まれて、そこから始まるストーリー。
その後本の中を行き来しながら最終的には現実世界にまで影響を及ぼす。
今の時代では異世界と言えば転生ですが、90年代は異世界に転移する作品が多く先駆けの一つの作品だと個人的に思っています。

90年代の作品らしく時々ギャグ的な要素が入るがストーリーが重い。
だけど少女マンガらしからぬバトル要素もあり、アニメは特にその印象が強いです。

2.少女が大人になるのがよくわかる

少女漫画のベースとなるのは『恋愛』
少女漫画は普通に×××しているシーンなど事後のことがかかれていたりすることもあるがこの作品も例外なくでした。

またドロドロな関係が物語の加速装置となっているのがまた良い。
星宿→美朱→鬼宿←唯と見事な4角関係。

親友の唯はライバル国の巫女となり美朱と敵対、振り向いてもらえないからと鬼宿を無理やり自分のものとする。
一方美朱に好意を抱いている星宿様、美朱が落ち込んでいるときも優しくはするが、感情を抑え相談役に徹するなど大人だなと思った、話の途中主人公と鬼宿が敵の策略で離れ離れになった際、星宿様が美朱を思って全力で鬼宿に勝負を挑んだのがかっこよすぎた。

人を好きになるというだけでこんなにも人は変化できるのだというのが見える作品だと思います。

3.何より画力がすごい

この作品の特徴の一つにとにかく絵が綺麗です。月間連載だとしてもここまで書き込める人は当時中々いなかったと思っています。
作者の渡瀬悠宇先生はこの後も『アラタカンガタリ』など素晴らしい漫画を描いていますがとにかく絵の細かさが素敵です。
当時アニメのEDで流れてきた先生の絵はすごく印象に残りました。

さいごに

少年少女関係なく漫画は面白いということをもっと広めていきたい。
漫画からはいくらでも学べることはあるので、これからも楽しく読んでいきます。

最後まで読んでくださりありがとうございました。
執筆の励みになりますのでスキ、フォロー、コメントよろしくお願いいたします。
ではまた。








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