4/21‣ドラッガー&トレーシーで学ぶ‣マネジメント偏差値アップ10分講義|何が望みかはっきりさせる=確率の上がる目標設定法と、負けない組織づくりとは?|

こんにちは いけいけ55です
ドラッガーとトレーシーから着想を得て、マネジメント偏差値を上げることに挑戦したいと考えています
ビジネスの成功確率を上げるための10分間講座です

書籍から得られるセオリーを確認し、私の経験と思考を追加して経験則を述べます。皆さんのビジネスに役立つことができれば嬉しいです


では、本日のお題は、何が望みかはっきりとさせるということです。

❶WHAT:ビジネスのGOALは何か?
❷HOW:GOALへ行くための手段は何か?どうやって行くのか?
❸前提が崩れるとして想定する
❹何をおいても行動だ
❺最後に

まず、❶❷では、これまでにどのビジネス書でも言われることですが、それに工夫を凝らして展開します。

次に❸はあまりされないことだと思います。この時代には、絶対に入れておきたい思考・検討項目です。本日のキーはこの❸にあります。

❹は、最近よく言われることです。行動なしでは、結果は得られないという当たり前のことですが、検討しつくして、橋を渡らないという事が良くあります。実行することが必要という事を述べます。

❺最後には、ラストに成功確率の上げ方と今後の社会の変化への対応方法を述べたいです。

21の法則

では、行きましょう。

❶WHATと❷HOWです。

まず、❶❷の手前に、作戦を考えることで、時間短縮ができるという事はご存じかと思います。何事も準備が大切です。今日の仕事という1日単位の仕事でさえも、朝に10分で予定を組むことで、大いに成果が異なります。

いわんや、大きなビジネスをしようとするのに計画を練っていないのでは、成功するわけはないということです。

戦いにおいては、常に計画に変更を加える必要が出るのですが、計画をしておくことの必要性は、大いにあります。


❶何がゴールなのか?は、簡単に言うと、売上10億や利益1億などと数値で示せるものです。これらは、これまでのビジネスであれば、その経験を元に目標設定を掲げるものです。
ポイントは、目標設定で、行動指針が示せるか?ということです。

また、売上10億は、「本当は何のためなのでしょうか」?松下幸之助曰くは、ビジネスというのは、それだけで社会的公器のものなのであるから、皆の役に立つものがあり、それでいて売上を上げることができ、利益を得られる、その利益は、税として納められるから、国が発展するのだ。

ということです。そのように世の中全体で見て役に立つものか?という大きな視点で見ることが大切だと考えます。

10億円の売上と10億人の幸せが同じものであると考えるとよりよいビジネスになることは間違いないと思います。

昔々、私は小学生に算数を指導していました。かなり優秀な生徒を難しい中学校に合格させることを仕事としていました。

GOALは何か?ということに照らすと、中学受験に合格することになります。しかし、実際には、合格さえすればよいという事ではないハズです。保護者の方々は、まずは合格させてほしいと考えていますが、次に中学校でもやっていけるだろうか?や、今の学習は我が子の将来の成長に繋がるのだろうか?とも考えます。

私のGOALは、ある程度実績が出せる様になってから、子どもたちが、学びを楽しめること、楽しい学びを提供することをくわえる様になっていました。なんか、この問題は面白いぞ~!どんな人が作ったんだろう?などと言いながら、最良最高の入試問題を解説していきます。

そうすることができる様になると、実際に子どもたちがもっと成長するように変化したと実感を持ちました。

受験指導のGOALは、学びが楽しいと実感してもらう事でもあったわけです。究極的には、人の成長を目標にしているということになります。


❷次に、HOWの部分です。どのように、❶を達成するのか?という戦略と戦術を考える必要がます。

これは、道しるべをつくる作業と考えたいです。

通常は、1年目2年目3年目と同じ仕事をする場合に、焼き直しの作業になることが多いです。その際には、毎年新しい施策を入れているか?をチェックしたいです。

上記は経験から学んだことなのですが、Back From The Future「未来からさかのぼって考える」が正しい考え方です。5年後10年後の未来がこんな姿にしたいから、今年はこれをするです。


一度試してみてほしいですが、5年後10年後の目標はある程度簡単に出せます。実際には小さく見積もり過ぎますので、大きく見積もりましょう!
逆に1年後2年後の目標は、手堅く見積もりすぎるので、5年後の大きな目標から逆算して、今何をすべきかを決めていくことが正しい方法です。


一つテクニックを。実はその姿をカラーで表示するまで考え抜くという方法があります。中々やりにくい事だったのですが、今は、素晴らしいGoogleで写真を探すということが可能となっています。

自分の目標となるキーワードを打ち込んで、その写真をプリントアウトし、その上に目標となる言葉を追記しておきたいです。

イメージトレーニングですが、実際の絵を見て、イメージトレーニングすることで成功確率をあげます。


本題の❸です。

一番大切な前提が崩れたら?を考える事をしておきたいです。

資金調達ができなかったら?
最重要の人間を獲得できなかったら?
製造する機械が調達できなかったら?

という感じで、一番大事な前提から、それがないものとして考えてみます。

PLAN-Bを考えるということです。実はこれには3つの効果があります。


1つ目は、別のリソースを考えることができる事です。

2つ目には、限界点が見えます。(引き際を考えることが可能になります)このラインを超えると引くのだ。と決めておきます。

3つ目です。さて何でしょうか?

これが成功確率を上げることに繋がります。
私はこれを読んだ時に、戦略というのはここにあるのだなと感服しました。(もっと言えば、勘で成功はつかめないですし、連続して成功を掴む人はこの思考を入れるのだ)と感心しました。

ここから先は

634字
この記事のみ ¥ 100

サポーターになってくれた方には、私から、ご褒美に美味し過ぎる焼肉屋さんを密かにお教え致します。記事にはしない予定ですが、私は焼肉偏差値70以上です。