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プロフィール

井川広太郎(映画監督・脚本家)

1976年、神奈川県出身。一橋大学在学中に仏文学者野崎歓の下で映画批評を学ぶ。同時に、学内のサークルにて学生映画の制作を開始。大学中退後は、自主映画の活動を展開。
2003年に劇場公開された『眠る右手を』(白川幸司監督)にて撮影を務め、続く2004年に劇場公開された『マチコのかたち』(白川幸司監督)でも撮影を担当。
その他、多くのインディペンデント映画の撮影を担いながら、フリーランスで映像制作業務を開始。
2006年、自ら脚本を執筆した監督作『東京失格』が劇場公開されデビュー。親友を亡くした男たちの深い哀しみと再生を描いた同作は、第25回バンクーバー国際映画祭ドラゴン&タイガーコンぺティションにノミネート、第36 回ロッテルダム国際映画祭に正式招待、Cinema Digital Seoul 2007 では観客賞を受賞など、10を超える世界の映画祭で上映された。
2010年、Next Masters Tokyo(後のタレンツ・トーキョー/東京フィルメックス)に参加し侯孝賢監督の指導を受けこれを修了。同年、オリジナル脚本『おいらく侍』が函館港イルミナシオン映画祭第14 回シナリオ大賞最終選考作品に選出。
2012年、今泉力哉、吉田光希らが監督として参加したオムニバス映画『ヴァージン』の一遍「ゴージャス・プリンセス!」(福島拓哉監督)の脚本を担当。
2013年、震災後の東京で暮らす若者たちの揺れる心理を繊細に描いた『恋人たち』(劇場未公開)を監督し、第15回ハンブルグ日本映画祭や国内のイベントなどで上映。
その後、助監督やメイキングとして数々の映画やテレビドラマの現場に参加。
2017年、千葉県木更津市を舞台に芸者と画家との純愛をレトロな世界観に描いた監督作『キミサラズ』が劇場公開(兼共同脚本)。
2019年、横浜を舞台にした連作ショートフィルム「ライフワークス」の一編『ハマの靴探偵』、UPLINK渋谷で開催されたイベント用に『ウワノソラ』と二本の短編映画を監督&脚本。
また、WebCMやテレビ番組など様々な映像を演出。
2022年、北村有起哉を主演に迎えた監督最新作となるハードボイルド映画『終末の探偵』がシネマート新宿ほか全国劇場公開。


監督作『終末の探偵』(2022)

監督作『キミサラズ』(2017)

監督作『東京失格』(2006)


【お問い合わせ先】

kotaro_ikawa@hotmail.com





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