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冬の仕事終了/NZワーホリ🇳🇿【12週目】

 どうもニュージーランドにワーキングホリデーをしているのすけです。今週は一つ区切りの週となりました。振り返っていきます。


冬の仕事(完)

ついに、Pruningの仕事が終わった!
いやー毎日身体バキバキにしながらよく頑張ったなあと思う。

7月から2ヶ月と半月、
毎日毎日同じ作業の繰り返しで、週5以上で働いてきた仕事がついに終わった。

この仕事が終わったということは、冬が終わるということ。

最初の2週間は本当に絶望だった。
1日に10bayやれるようにならないとクビという状況で、1週間目は死に物狂いでようやく8bayまで完了。
2週間目は、休み時間を削って、無駄だと思う時間を省いてなんとか、10bay完了させて、クビを免れた。
毎日毎日120%の力を出し続けて、ようやくスタートラインに立った時、「これを毎日続けるのか?」と思うと、地獄だった。

でも実際はそんなことは杞憂だった。
それ以降は、プレッシャーから解かれて
なんなく10bayは毎日こなせるようになってた。
さらに後半は、12bayを毎日こなしながら、前よりも30分遅く出勤できるようになったし、30分早く帰るようになって、その時間を自分の時間に使えるようになった。

歩合制という働き方ということもあり、
チーム戦というより、個人戦で、
いかに自分を甘やかさずに、仕事をこなし続けられるかが求められていた。
そのおかげで初めは畑のマネージャーに、
やり方についてとやかく言われていたが、
後半からは特に何も指摘されないまで成長していた。

冬のファームジョブはきついって聞いていたが、
確かに身体的にはきついところもあるけれど、
仕事のやり方に慣れたり、道具の使い方に慣れたら、
マジで続けられないっていう仕事ではないなって思う。

その対価としての給料は、
1bayあたり20~21NZ$ぐらい。
1日12bayで計算すると、約240~250NZ$とかになる。
大体それぐらいやって、taxが引かれた分、手取りで入る。
正直、もっともらえる仕事じゃないかなと思う。

ただ、NZ全体の現状として、冬は本当に仕事がない。
それを踏まえると、この冬の期間に、そもそもNZの人たちも冬眠状態で、なんとなくどんよりしている国の雰囲気がある中で、仕事もできずにただただ時間を過ごしてしまう可能性もあったと思えば、仕事があっただけでもありがたいなと思うようにしている。

実際、冬の期間にどこかに行こうと計画することもせず、
行こうと思っても雨が続いて仕事ができず、
結果的に別の日に仕事をする羽目になったり。
そんな環境要因もあって、少しだけ貯金することもできた。

そのおかげで、心にも余裕が出て、
次の選択ができるようになっていると思う。

にしても、よく頑張ったと思う。
NZ初めての仕事。
右も左もわからないまま、生活のためのお金を稼ぐ。
働かないと、生きられない、という中でこなし続けた、冬。
ようやく終わって、最後までやりきって、一安心。

繰り返しの毎日の中での学び

毎日毎日同じ作業の繰り返しをする仕事の中で学んだことと言えば、
自分の人間としての挙動を客観してみれたこと。

自分の挙動の特徴についてまとめたい。
詳しくは、毎週の振り返りをnoteにまとめていて、そこから読み取れることもあると思うから、よかったら週毎に読んでみてください。

  • 毎日コツコツ誰のためでもなく、目標もなく、継続することができること

  • 妥協せずに、最後まできちんとやり遂げられること

  • 集中力のムラがあって、エンジンのかかり具合が日によって違うこと

  • 人のアドバイスを鵜呑みにしないで、自分のやり方を模索し続けること

  • 一貫性のない指示に対しては、全然聞く耳を持てないこと

  • 自分を司る「暮らし」の環境に対して、自分の気持ちが休まるセーフティゾーンをちゃんと確保することが必要だということ

  • 体調の変化や疲れに対して、自分の体にちゃんと耳を傾けて聞けること

正直、キウイフルーツのPruningの仕事を一生懸命やって、
今後俺の将来にもう一度経験する機会があるかどうかは、
分からない。
むしろ、何かに活かされないことの方が大いにあり得るんじゃないかなとも思う。

でも、その仕事に対する自分の取り組み方だったり、
仕事へのモチベーションの変化だったり、
というところから、俺の「仕事への姿勢」というものが見えてきて、それを知れたのはよかった。
もしかしたら、これは今までの仕事においても、同様のことが言えるかもしれない。

オーガニックのキウイフルーツ農園だったけれど、
kiwiの方が農園をやっているわけではなかったから、
NZの人の考え方だったり、取り組み方っていうのも学べなかったのは、少し残念な部分ではある。
その部分は、またどこかの機会で触れたり、学んだりできたら良いんじゃないかなと思う。

そして最後に
この日々で感じたことだったり、経験から学んだことは、
ラジオにリアルでまとめてあるので、
もしよかったらこちらも聞いてみてください。




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